オルファです。最近日本で、大学生の就職活動のニュースを目にします。
大学3年生の12月から、1年後の入社を意識して活動しているようですが、こうした大学生のうちから、1年間かけて、計画的に就職活動をしていく姿がとてもスゴイし、驚くことだと思っています。
フランスでは、大学を卒業してからが就職活動です。
理由は、大学を卒業する前は、どの企業も応募を受け付けてくれないからです。多分、フランスでは大学の卒業が難しいので、きちんと卒業が分かってから応募してほしいのだと思います。
フランスも含めてヨーロッパの大学では、6月に卒業しますが、学生は、それから、半年から1年かけて会社に応募して、面接を受けたりします。
その間は、時間はたっぷりありますので、お金に余裕がある人は、バケーションをしたり、海外をまわったりしますが、最近は不景気の影響もあって、皆、落ち着かない気持ちで就職活動をしています。
しかし、フランスやヨーロッパの就職活動は、日本のように計画的におこなっているわけではありません。みんなが個人個人好きな時に応募していきます。ただ、6月に卒業した後、6月、7月、8月と3ヶ月くらいは休養をする人が多いので、9月に学生の応募がヨーロッパでは多いと言われています
例えば、9月に応募して、面接を受けても、働くのは、日本と同じようにみんな一緒ではありません。可能であれば、合格して次の日から、入社して働く人もいますし、1か月後の人もいます。特に日本のように計画的に入社して、計画的にトレーニングというわけではないです。
この大学生のうちから、日本の学生が就職活動を始める点について、社内の人と少し話しをしましたが、原因の一つに、大学のシステムの違いがあるのかなと思いました。
日本の大学は4年で卒業ですが、フランスも含めてヨーロッパの大学は3年で学部卒業です
ですので、日本の大学生が3年生の終わりから就職活動を始めるのも、ヨーロッパの大学生が3年間しっかり勉強して、卒業後就職活動を始めるのも、時期的には同じだと思います。ただ、働き始める時期が皆一緒で、計画的に会社が育てていくというシステムは大きく違うし、スゴイなぁと思っています。
皆さん、こうした就職活動の点についてどう考えますか?意見や感想などありましたら教えて頂ければと思います
豆知識:
フランスは、応募の履歴書に写真をつけないのですよ。ただ、写真をつけるのがNGではないので、日本の人で、写真を付けてもよい人は、特につけてフランスの企業に出しても大丈夫です。ただ、フランスでは、ResumeのCover letterは必ず黒インクで手書きですそこは気をつけた方がいいと思います。こうしたビジネスマナーは、別の機会で書いてみたいと思います。
4 thoughts on “ここスゴ47回目:日本の学生さんの計画的な就職活動がスゴイ”
はじめまして。
初コメントさせて頂きます。
テレビ出てましたね^^見ましたよ^^
ブログもチェックしています。
頑張ってください。
おいちゃんさん
はじめまして!^O^オルファです~
コメントを書いて頂きありがとうございます。感謝します^^
テレビの方も観て頂いて嬉しく思います。次もよろしくお願い致します。頑張って行きたいと思います! ♪
寒い中、身体にお気をつけてくださいね^^☆
日本では黒か青のインクと履歴書に書かれています。(でも日本では黒のボールペンが主です。いまはPCが多いようですが)てっきり古典ブルーブラック(ざっくり言うと無色透明の酸化鉄溶液に青い色を染料として付けたもの)で書かなくてはだめとか、青が基本とか想像してました。
私は黒のボールペンで書いたり、古典ブルーブラックのインクを使って万年筆で書いたりしてました。ボールペンはフランスでは普通でしょうか。それともローラーボールでしょうか。
準鷹様
コメント書き込んで頂き感謝します。
おっしゃる通り、フランスではボールペンとローラーボールが主に使われています。実は、子供頃から(7~10歳位)万年筆(Stylo-Plume 仏:翼ペン)をちゃんと使えるかどうかを学校で確かめられています。フランス文化の一部で思われてそれは当たり前の事の様に義務教育中に教われます。フランス人子供に「最初の万年筆」と言うのも大事で、両親に初めて買ってもらう時は「大人、成長した、成熟などの証明」になります。とても嬉しくて両親に感謝する時です。
履歴書にローラーボールを使う単純な理由は、途中でペンのインクが漏れちゃったりする、(書きながら手の横などでめちゃくちゃにする可能性も…)のが大変なので、それだけに申し訳なく思うのですがボールペンで皆が履歴書を書かせて頂いている形です。因みに、色は必ず黒色のみですね。