11月11日に行われる謝肉祭、聖マルティヌスの日のすすめ

staff02みんなさん、明日は11月11日ですね。この日は、ドイツのケルン市にとっては、一年で一番大事Karneval(謝肉祭)のスタートの日です。
11月11日に、11時11分に、様々な町でKarneval(謝肉祭)が始まって、その時にケルンへ観光にしていると、世界遺産のケルン大聖堂をバックに、仮装衣装を着て、楽しく外でビールを飲む人がたくさん見えます。
実は、謝肉祭の時期に観光しようとすると、聖なる祝日のため、たくさんの観光場所が閉まっているので、あまりお薦めできませんが、重要なドイツ文化の一つであるKarnevalを体験してみるのも楽しくていいと思います。
ドイツのケルン以外の都市では、11月11日はKarneval(謝肉祭)ではなく、Martinstag(聖マルティヌスの日)として知られています。
ちなみに、
Martinは300年ぐらいに、軍人さんです。ある冬には、貧乏な男性を目にしました。その男性は服もなくて、とても寒そうで震えていました。 Martinは自分のコート以外、何も持っていなかったので、そのコートを半分切ってしまって、その貧乏な男性に分け与えました。それを知った民衆は、その優しい男性に司教となってほしいとお願いしました。しかし、Martinはなりたくなくて、家から出て、ガチョウ小屋に隠れてしまいました。
ですが、ガチョウがうるさくて、Martinが入ったときに鳴き始めて、結局、人々にMartinの場所がばれてしまい、結果、Martinは司教とならなくてはいけなくなりました。
そこで、Martinによるガチョウへの復讐のため、11月11日にガチョウの丸焼きが食べられています。

heinrich_hermanns_sankt-martins-zug_vor_dem_dusseldorfer_rathaus_1905そのMartinsgans(聖マーティンのガチョウ焼き)Gänsebraten(ガチョウロースト)以外にも、子供たちはその日に提灯行列をしています。
それを、Martinsumzug(提灯行列)と呼びます。
Martinsumzug(提灯行列)は、軍人Martinの思い出で、白い馬を乗っている軍人の服を着ている人が先導に立っています。
提灯行列が終わってから、Martinsfeuer(マーティンのガチョウ焼き)とキャンプファイヤーがあります。
その11日にもイースト生地のお菓子もあって、子供たちにはとても人気な日です。

weckmann11月11日にドイツに行ったら、Karneval(謝肉祭)または、 Martinstag(聖マルティヌスの日)が体験できます。
また、11月はドイツでいろいろなイベントがある月なので、クリスマス前の11月は、ドイツ人にとっても、とても心がうきうきする月です。ですので、是非ドイツ観光の候補季節に考えてみてくださいね。

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