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皆さんは、高校を卒業した時の気持ちを覚えていますか？やっと学校が終わって、解放されたような気持ちですね(笑)
今日は、オーストラリアの高校卒業旅行文化「スクーリーズウィーク」を紹介します。
オーストラリアの高校３年生は、１１月に受験と卒業式があります。そして高校が終わってから大学が始まる前に、長い休みがあります。その休みの最初の一週間を「スクーリーズウィーク」と呼びます。時期は毎年変わりますが、大体11月20日から12月5日くらいです。
スクーリーズウィークに、高校を卒業した学生たちは友達と一緒に旅行をします。色んな所に行きますが、一番人気はクイーンズランド州にあるゴールドコーストという町です。毎年４万以上の高校卒業生がゴールドコーストに集まって、一週間大きなパーティーとお祭りを楽しみます。
しかし、「スクーリーズウィーク」には毎年さまざまな問題が起こっています。１７歳か１８歳の若者にとって、スクーリーズウィークは初めての長距離旅行です。しかも高校の友達と遊べる最後の機会です。さらに「ようやく自由だ！」という気持ちがあるので、悪い事をしてしまいます。
お酒を飲み過ぎたり（オーストラリアでは18歳から飲酒OKです）ドラッグや喧嘩をしたり、大変なことになります。なんと、毎年1000人以上の逮捕者が出ます…！そのためこの時期には、警察官がたくさんパトロールをしています。
ゴールドコーストは普通にとても良い旅行先ですが、スクーリーズウィークの時だけは絶対に行かないことをオススメします（笑）
もちろん「スクーリーズウィーク」は、学生だけで行動することで今後の自立を促す良い経験になるし、最後に高校の友達との思い出をつくる機会にもなります。
これはオーストラリア独特の習慣ですが、僕は高校を卒業したら海外旅行をする方が良いと思います。他の国の文化を経験して自立することは、パーティーより役に立つでしょう（笑）しかも海外旅行の方が楽しいです。皆さんは、どう思いますか？See you next time!
