Guten Abend, Ihr Lieben! お元気ですか? Ecomのユリアです。
先日、エルツ山地の職人芸について少しだけお話しましたね。ただ、どうしてエルツ山地は職人芸で有名になったのでしょう?
今日はその歴史と職人芸にゆかりのある「Schwibbogen」(キャンドルに付ける飾り)を、詳しく説明したいと思います。
エルツ山地は昔、採掘業が盛んでした。特に冬の季節、坑夫たちは日の出前から導坑の中でひたすら働いていました。仕事から家に帰るときにはすでに日が暮れていて、一日中明るい太陽を見ない生活を送っていました。そんな坑夫たちは明るい光を切望するようになりました。エルツ山地ではそのため、様々なライトアップの飾りが作られてきました。その中の一つに「Schwibbogen」があります。「Schwibbogen」は昔は金属で、今は木で作られた、半円形の飾りです。この形は坑道の入り口の形を象徴しています。採掘業の背景があるので、「Schwibbogen」のデザインは採掘に関するテーマが多く使用されています。「Schwibbogen」は飾り以外にも大きな意味があります。山の気候は天気が急に悪くなるので、坑夫の帰り道はとても危険で、家を見つけることすら難しかったそうです。そこで、窓においてある「Schwibbogen」の灯りを目印にして、暗い夜でも家までの帰り道を見つけやすくしていたそうです。また暗い冬に家に帰ってきても、坑夫はすることがなく、その気晴らしとして木を彫ったりしました。そして、作ったおもちゃや飾りをクリスマスマーケットで売ることで、副収入を得ていました。やがて鉱物の埋蔵量がゼロになってしまい、坑夫の仕事がなくなってしまいます。そこから木を彫ることは趣味ではなく、お金を稼ぐ重要な手段になりました。そういった歴史があって、エルツ山地は職人芸で有名な地方になりました。
ドイツに行った際には、エルツ山地の職人が作った飾りを買ってみてはいかがでしょうか?
4 thoughts on “ドイツのクリスマスに欠かせない、エルツ山地の職人芸とは?”
vielen Dank für die gute Blog wieder. Ein bischen ähnlich Geschichte mit Yubari Mellon in Hokkaido. Koala liebt diese Type von stroies von Überwindung Tortur mit Fähigkeiten und Technologien. … velleicht ähnlich allen Japan, die leben ohne natürliche Ressource mit Technologie macht. …
Lieber Herr Koala,
vielen Dank für Ihr Kommentar!
Es ist wirklich interessant, dass Sie die Yubari Melone mit dem Erzgebirge vergleichen. Aber Sie haben völlig recht!
Wenn der Mensch will, kann der Mensch alle Probleme überwinden! Japaner sind gute Überlebenskünstler (survivalist)!
中学生の修学旅行引率でオーバービーゼンタール(Oberwiesenthal )を訪問したことがあります。街にはたくさんのSchwibbogenなどの木工民芸品店があり、家族のお土産に何個か購入しました。その他にも刺繍がとっても綺麗でした。
noshirosさん、
コメントどうもありがとうございます。
中学生の時ドイツへの修学旅に行き、すごいですね! その時、初めての海外旅行でしたか?
Oberwiesenthalに行くと、いいお土産がたくさん買えますね(中学生にはちょっと高いかもしれませんけど)。
あちらの地方は「Plauener Spitze」(Plauenの刺繍です)が有名ですね。
もう一度行ってみませんでしょうか?