誰にあげるの?誰から貰えるの?红包のルール(前編)

こんにちは!イーコム中国語ネットです。

今日は、一昨日紹介した红包についてもう少し話しますね。

红包をあげる時のルールは、地方によって少し違ってきます。

曖昧なことが多いので、地元の人でも悩むことがあります。

中国では(台湾は例外)一般的に、結婚している人が結婚していない親戚、友達、同僚に红包をあげます。

特に子供は必ず貰えます。

これは日本と同じですね。

しかし红包をあげるルールは、少し複雑です。

なので今回は、それを詳しく説明します。

その1:親戚の場合

中国のお年玉 红包のルール5つ年上の人が年下の人にあげるのが基本です。

相手が結婚していても、年下なら红包をあげます。

カップルですから、2枚あげますよ。

では、結婚していない年上の人は、結婚している年下の人にあげるのでしょうか…?

それは、その家次第ですね。

また地方によっては春节の前日(大晦日)に、親から子供に红包をあげます。

これは压岁钱[yā suì qián]と呼びます。

ある調査によると、20%の人が1000元以下、43%の人が1000~3000元、22%の人が3000~5000元を压岁钱として子供にあげているそうです。

香港には“压岁钱”の習慣はないですが、その代わり春节の当日に、子供に红包をあげます。ちなみに私の親は43%の人です(笑)

その2:会社の場合

中国のお年玉 红包のルール5つ一般的には、目上の人が目下の結婚していない人にあげます。

でも、近い部下ならそれに関係なくあげる人もいます。

目下の人はもし結婚していたら、結婚していることをきちんと示しましょう。

それでももし目上の人がくれるなら、受け取って大丈夫ですよ。

ただ曖昧なのは、結婚している部下が結婚していない目上の人にあげるかどうかです…。

これは会社によって、また目上の人との関係によって変わってきますね(汗)

この場合は、同僚に相談するのが良いと思います!

また会社には、“开工红包”という習慣があります。

これは春节の休みの後、最初の営業日に会社から社員全員に配られる红包です。

これには、結婚しているかどうかは関係ありません。

この習慣は広東、香港、台湾で広まっています。

特に広東は“红包”を“利是”と呼びます。

“利利是是”=“利利市市”= 「良い商売を」という意味ですよ!

その3:友達の場合

友達の間では、結婚している人が結婚していない人にあげるのが普通です。

明らかに年上の独身の友達には、聞いてからあげましょう。

以上が、红包をあげるときのルールです。

これだけ見ると、結婚している人はあげてばっかりですね。

でも実は、子供がいる人は、そこに子供がいなくても红包をもらうことができます!

なので皆ハッピーですね^^

ではまた~!

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