ドイツ人はビールよりもコーヒーが好き!

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、イーコムのユリアです。

ドイツ人といえば、ビールのイメージがありますね。

一人当たり一年に109ℓ飲むので、間違いなくドイツ人はビール好きです。

でも実は、ビールより飲まれている飲み物があります。それは何でしょうか?

それは、一人当たり一年で153ℓも飲まれている「der Kaffee」(コーヒー)です。

イタリアのエスプレッソやカフェラテなども人気ですが、一番飲まれているのはドリップコーヒーです。

焙煎コーヒーが402.000トン、インスタントコーヒーが12.800トンも、一年間で飲まれています。

ドイツではコーヒーが大量に売られていて、そのおかげで値段もとても安いです。

一般的なコーヒー500gは、2,49~4,99ユーロで売られています。

コーヒーといえばちなみに、ドイツの「Melitta Benz」という女性が1908年に、世界初のコーヒーフィルターを発明しました。

知っていましたか?

今でもドイツでは、「Melitta」というブランドのコーヒーやフィルターがよく売られています。

ドイツ人の61%は、朝に目を覚ますための飲み物としてコーヒーを飲んでいます。

また64%の人が、友達や仲間と一緒に楽しむことを理由に、コーヒーを飲んでいます。

これをよく表している習慣がドイツのおやつです。

ドイツのおやつは「Kaffeetrinken」(コーヒーを飲むこと)と呼ばれます。

これは友達や家族と一緒に話をしながら、コーヒーと美味しいケーキを食べる習慣です。

その時には友達と色々な面白い世間話をシェアしていて、その話のことを「Kaffeeklatsch」(コーヒー話)と言います。

日本語でも同じように「茶話」という言葉がありますね

家族でも大学生でも会社員でもみんな、午後に一緒にコーヒーを飲んで話をします。

コーヒーを飲みながらゆっくりして一日のストレスを忘れられる、ドイツ人にとってとても充実した時間です。

ドイツ人はコーヒーが大好きですが、日本のようにStarbucksやDoutur, Tully’s Coffeeなどのコーヒーショップはあまりありません。

もちろん、Starbucksが普及してきましたが、普通の喫茶店やベーカリーで、ドイツ人が好きなMilchkaffee(カフェオレ)やFilterkaffee(ドリップコーヒー)が安く売られていますので、値段の高いコーヒーショップはオシャレだと思っていても、ドイツ人はあまり行きません。

ドイツ人は、質素倹約が好きなのです。

私もドイツにいる間はよく友達や家族と「Kaffeetrinken」をしています。

コーヒーを飲むことよりも、親しい人たちと一緒に時間を過ごせることの方が楽しかったですね。

ところでブラックコーヒーが苦手な場合、日本では「子供だー」と少しバカにされませんか?(笑)

ドイツ人は皆、好きなようにコーヒーを飲んでいますので、砂糖たっぷりでも、ミルクをいれても、全然平気ですよ。

もちろんブラックでも大丈夫です。

もしドイツに行く機会があれば、ぜひ「Kaffeetrinken」をしてみてくださいね!

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

6 thoughts on “ドイツ人はビールよりもコーヒーが好き!”