中国のお年玉、红包(レッドポケット)は袋が重要!?

こんにちは、イーコム中国語ネットです。

今回は中国のお年玉、红包[hóng bāo]について紹介します!中国にも日本のように、新年のお年玉があるんですよ~。

红包[hóng bāo](レッドポケット)広東語では利是といいます。また、お金を包む袋を指す時は、红包封と言うこともあります。
红包は文字の通り赤い袋ですが時々、他の色の红包も見ます。私が赤以外で見たことあるのは金色と紫です。どちらも縁起が良い色ですね。

红包封には模様がた~~くさんあります!前回紹介した春貼に書いてある言葉は、红包封にもよく使われます。红包封には大きく分けて、3種類あります。

 

その1.伝統的なデザインの红包封

中国のお年玉、红包(レッドポケット)は袋が重要!?伝統的なデザインは特に、年上の人に人気です!デザインが年上向けで、凄く“红包”らしいです。
ただ、红包を貰える時には色々な人から一気にもらうので、どれが誰からのものかがわからなくなります。そういう時、古いデザインなら、大体お祖母ちゃんかお爺ちゃんとその兄弟かな~と推測できます(笑)

 

その2.銀行やお店の红包封

中国のお年玉、红包(レッドポケット)は袋が重要!?銀行やお店で貰った红包封を使う人もいます。最近のものは、デザインも悪くないですよ。数年前から銀行やお店の红包を使うお客さんが増えたので、デザインがだんだん綺麗になっています。香港のある銀行は、いつもディズニーランドのキャラクターを使っていますよ!

毎年春节の約1ヶ月前になると、銀行のスタッフが自分とお客さんのために红包封を注文します。自分の親戚や友達に袋をあげる人もいますね。毎年、デザインが良いものはすごく人気になります!

 

その3.“百家姓”の红包封

中国のお年玉、红包(レッドポケット)は袋が重要!?さっきも書きましたが、红包を一度に貰うと、どれが誰からかがわからないです。そこで、誰の红包かがわかるように“百家姓”の红包封を使うことがあります!“百家姓”は「百の家の名氏」という意味です。例えば“李”という名字の人は、写真の红包封を使えば貰った人が後でも忘れないですね。
しかし、中国では同じ名氏の人が多いので上手くいかないこともあります…(笑)

さて、红包封の中身はどうしましょうか?一般的には新しいお札を使いますが、綺麗だったら古いお札でも構いません。銀行で红包封を頼む時には、新しいお札も一緒に注文できますよ。でも早くしないと、新しいお札がなくなってしまいます。もっと遅くなったら、両替もできなくなるので大変です。

皆さんは红包を貰ったことがありますか?红包については今度、もっと詳しく話しますね。
ではまたね~。

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