意外と知らないドイツのテーブルマナー5つ(前編)

Julia Ecom(イーコム)

Guten Tag, Wie geht es Ihnen? EcomのJuliaです
外国へ行った時に一番気になることは、食事だと思います。日本と同じく、ドイツにも色々なテーブルマナーがあります。以前は、食器の使い方についてお話しましたね。
今回は、ドイツのレストランに行く時に注意してほしい点を紹介したいと思います。
これから紹介する5つのポイントをおさえれば、楽しく食事できますよ!

意外と知らないドイツのテーブルマナー5つ

その1店についたらテーブルは自分で選ぶ?

ドイツのレストランではほとんどの場合、ウェイターが席を案内しません。中華料理、イタリア料理、フランス料理などレストランの種類が変わっても一緒です。
たまに席を案内する店もありますが、その場合には店に入るとすぐウェイターが「Hier entlang bitte」(こちらへどうぞ)と言ってきます。なので、もし店に入ってウェイターが来ない場合は、店員が来るのを待たずに自由に席を選んでください。

その2飲み物は頼んだほうが良い、だけど水は…?

日本ではお水やお茶を無料でもらえますが、ドイツのレストランではその習慣がありません。
そのため、レストランでは飲み物も頼むのが普通です。もしのどが渇いていなくても、飲み物を頼まないといけないような気持ちがあります。
ドイツでは普通のレストランの料理はそこまで高くなく、1000円でもまあまあ高いと思われています。料理だけではレストランのもうけが少なくなるので、値段が高い飲み物を売りたがります。
ウェイターは、メニューを見せる時によく「Kann ich Ihnen schon etwas zu trinken bringen」(飲み物はいかがでしょうか?)と聞きます。その時「Nein, danke」(けっこうです)と言うと、ウェイターの気分は少し悪くなるはずです。必ず頼むという規則はありませんが、頼んでおいた方が良いでしょう。
何が飲みたいかわからない場合は、「Ich schaue mir ersteinmal das Menue an」(ちょっとメニューを見ます)という返事でも良いし、「ein Wasser bitte」(じゃ、水で)でもOKです。
ただ気をつけてほしいのは、ドイツで「水」と言うと「炭酸水」という意味になることです。なので、普通の水が欲しかったら「ein stilles Wasser, bitte」(炭酸なしの水で)と言ってくださいね。

その3ウェイターに話しかけられたら?

ドイツのレストランでは、ウェイターが皿を片づける時に「Hat es Ihnen geschmeckt?」(美味しかったですか?)とフランクに聞いてきます。
この時、美味しくなかった場合でも「いいえ」と言わない方がいいです。「Hat es Ihnen geschmeckt?」は本当の意見を聞いているのではなく、ただのあいさつみたいなものです。相手に興味がなくても「Wie geht es Ihnen?」(お元気ですか)と聞くのと一緒ですね。だから、「Hat es Ihnen geschmeckt?」という質問の正しい答えは「Ja, war sehr gut」(はい、よかったです)や「Ich bin ganz zufrieden」(満足しました)になります。もちろん、本当にすごくまずかった場合は「das Fleisch/die Kartoffeln/die Suppe war nicht so gut」(肉・ポテト・スープなどはちょっと…)などと言っても大丈夫です。ただ、何がだめだったか詳しい説明をしないといけないので、ドイツ語がまだ不安な人は言わない方が楽かもしれません(笑)

今日は以上になります、続きはまた来週アップしますね~。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

4 thoughts on “意外と知らないドイツのテーブルマナー5つ(前編)”