皆様、お天気寒くなっていますがお元気でしょうか~!
昨日はイスラム世界でどんな日だったか知っていましたでしょうか?
以前、ラマダン(イスラム式の断食)の時に太陰暦を紹介したと思いますが、昨日はこの太陰暦の1月1日でした!ということで、昨日はイスラム世界の新年で、今お正月ですね。
おめでとうございます!
お正月はアラビア語では、:
رأس السنة
(ラース・アル・セネ)=年頭
と言います。
因みに皆さん、今年は2013年ですが、イスラム暦(ヒジュラ暦)では、何年かわかりますか?
…
今年11月04日に、1435年になりました~!
今年は: رأس السنة الهجرية ١٤٣٥ (ラース・アル・セネ・アル・ヘジュリ1435)と呼びます。
面白いですよね!ところで、皆さん、何故西暦だと2013年あるのに、アラブ歴だと1435年しかないか想像できますか?これは、数え方の問題です^_^
もともと、モハンメド預言者がサウジ・アラビアにジュラと言う旅をした日付が西暦622年です。そこからアラブの歴が開始されましたが、太陰暦での1年間は354~355日しかなく、皆さんの太陽暦より11日程度短いです。ですので、翌年のある月日の季節は、前の年より11日早く、約8年で88日=季節1つ分早くなります。
次第に全体の年数が進み、今西暦との年代調整がされてきています。
とりあえず、新年ということで、アラブ人に逢ったら是非、下の言葉でお祝いしてみてください。
سنة هجرية سعيدة
!كل عام وانت بخير
(セネ・ヘジュレイア・サイだ、コル・アム・ワ・エントム・ビヘイル!)
ヘジュラ新年おめでとうございます、毎年お元気で!
では皆さん、
1435年ヒジュラ新年をおめでとうございます!
今年もお幸せに~
○覚えておきたいアラビア語
太陰暦は:تقويم قمري(タクウィム・カマリー)
月 は、قمر (カマル)です
(また、アラブ人名前(男女)です^_^)。
ヒジュラ暦 تقويم هجري (タクウィム・ヒジュリ)です。
One thought on “ラマダンが毎年違う時期に行われる理由は「イスラム暦」にあった!”