こんにちは、Ecomのオルファです。今日はフランス語名文の野菜・果物シリーズ第4回です!今回は果物より、野菜が多いかな?
では、紹介していきます^^
16-C’est la fin des haricots「インゲン豆の終わり」
これもまた、変な表現ですね(笑)
「C’est la fin des haricots」は「Les carottes sont cuites」と少し似たような表現で、「終わり」を表します。ですが、使い方は異なるので気を付けてくださいね。
「C’est la fin des haricots」は特定の相手ではなく、皆に状況の説明をするような時に使います。例えば「世界の終り」は「C’est la fin des haricots」で、「ばれてしまった」は「Les carottes sont cuites」を使います。
「インゲン豆の終わりだ」は、より自然に「残念だけど、終わってしまった」というニュアンスがありますね。
17-Appuyer sur le champignon「マッシュルームを押す」
フランス人はユーモアでこの言葉を使います。アニメや映画の中でもよく出てきますね。
「マッシュルームを押す」とは、「車のアクセルを踏む」ことです。本当は「Accélerer」という言葉があるのですが、それだと命令っぽくて気持ちが伝わりません。そのためフランス人は「Appuie sur le champignon !」(「マッシュルームを押して!」)と言います。
由来は、アクセルの形がマッシュルームにそっくりだからです。うーん、似ているかな~?(笑)
18-La cerise sur le gâteau「ケーキのさくらんぼ」
「ケーキのさくらんぼ」は、かなり頻繁に使う言葉です。ケーキ(gâteau)は「今の状態」で、さくらんぼ(cerise)は「新しい出来事」です。これは良い意味でも悪い意味でも使います。
例えば、あなたが今悪い状況で悩んでいる所に、更にもう1つ、悪い事が重なります。その時に皮肉でこの言葉を使います。
またその逆に、自分が良い状況にいる時に、更に良い事が起こります。そういった時にも、「C’est la cerise sur le gâteau ! 」と言います。
「ケーキ」という、既に良いものがある状態から、更にさくらんぼが乗ってくるなら、もう最高ですよね!
19-Feuille de chou 「キャベツの一枚」
「キャベツの一枚」とは「意味のない新聞」や「とても悪い記事」を表します。フランス人は色んな新聞や雑誌がありますが、本当に価値がないと思われたら、「キャベツの一枚の様に、何の価値もない」という意味でこの言葉を言われます。とってもネガティブなフレーズです。
20-Etre chou「キャベツである」
「T’es chou !」(「あなたはキャベツです!」)は、フランス女性が大好きな誉め言葉です。これは、「あなたは超可愛い!」という意味です^^
もちろん外見にも使えますが、自分に何かをしてくれるのに対して「あなたは優しい」に近い意味で使うことが多いです。
フランス人女性には大人気な言葉で、男女や年齢に関係なくみんな「Merci !T’es chou !」と感謝を表現します。特に女性の方は、この言葉を必ず覚えておいてください。
でも、キャベツって可愛い野菜かなあ?(^^;)