Всем привет!皆さん、こんにちは!Ecomのユリヤです。日本もそろそろ長袖を着る季節でしょうか。北の町、ペルミは先週初雪が降りました。気温は0度前後です。いいですね、冬はやっぱり。読書とホットワインが進みます。
ところで今日は寒く、日も短くなってきた暗いロシアから素敵な明るいお知らせがございます。
2017年の末に、新たに200ルーブル札と2000ルーブル札の発行が決まりました。
ちなみに、ロシアルーブル紙幣は、これまで、
10, 50, 100, 500, 1000, 5000とありました。
最高額紙幣の5000ルーブルが、日本で言う1万円札のような感覚なので、今回新たに発行される2000ルーブルは5000円札。200ルーブルは500円といったところでしょうか?日本の人から見ると。
なお、今回新たに発行される2種類のお札に描かれるシンボルは、ロシアの地域、または都市のシンボルとなりました。
どの地域、あるいはどの都市のシンボルになるかはロシア国民全員参加のインターネットによるアンケートで決まりました(http://твоя-россия.рф/)。
今年の6月から、最大都市を含む10の選択肢の中から選ばれたのは、
極東ロシア(東シベリア)とセヴァストポリ(黒海に面した都市)です。
そしてこの二つの地域のうち、どちらが200ルーブル札で、どちらが2000ルーブル札になるかはこれからロシア銀行管理者が決めるとのことです。
しかし、国民の間では2000ルーブルが極東ロシアになるのではないかと噂されています。というのも、2000年に極東ロシアはウラジオストック出身の人気グループがМумий Тролль(ムーミ・トロリ)が『Владивосток 2000』(ウラジオストック2000)という曲を出し、大変人気になったからです。彼らはロシア人の間で大変人気のグループであるため、2000ルーブル札の発行が決まった時からすでに、ウラジオストックの出身でもない彼らのファンが、ウラジオストックか極東ロシアにならないかなと思っていたわけです。音楽の力はすごいですね。
ちなみに、この新しいお札の発行は今落ち気味であるロシアの景気を元気付けるのではないかと担当者は話しています。
ルーブルへの注目をロシア国内外から集め、ルーブルが新たに見直されるチャンスとのことです。
このコメントを聞いたロシア人は皮肉気味に「どうかな?」という人もいますが、主には楽しみにしている人が多いです。
手に入ったらこのブログでもお知らせしますので、遠い日本にいる皆さんもお楽しみに!
それではこれから寒くなると思いますので、お身体にご注意くださいね💛