フランスの少し変わったエイプリルフール「4月の魚」とは?


Ecom講師 Olfa

皆さん、こんにちは。お久しぶりです、Ecomフランス語のオルファです!
もう春ですね、暖かくなってきましたね〜^_^ そう言えば皆さん、4月1日に嘘はつきましたか?世界中でこの日は「エイプリルフール」として知られていますが、フランスにも同じような文化があります。

テレビやラジオで色んな情報が出ますが、どれが本当でどれが嘘かわからなくなります。一度、動物園から熊が逃げ出したから外に出ると危険!というニュースがありました。これは結構多くの人が信じて、怖がっていましたね。最後に「4月1日おめでとう!」という文字が流れました。
また、周りの友達に「今日は先生が病気で休講だよ」と言われたら気をつけてください。多分それは嘘ですよ(笑)

おそらく、このような4月1日の過ごし方は、日本とそんなに変わらないと思います。ただフランスには、それ以外に他の国と違う習慣があります。そこで今日は、その習慣について話したいと思います。

フランスで4月1日は”Poisson d’Avril”と呼ばれています。これを直訳すると「4月の魚」ですが、一体どういう意味でしょうか?
皆さん、簡単に説明するとしたら、フランス発祥の「Poisson d’Avril」は「悪戯の日」ですよ!

子供たちはこの日、他人の背中に紙でできた魚の絵を貼り付けます。相手が気付かないように、背中でお魚をいっぱい貼っていきます。ちなみに一番面白いのは、誰かに貼ろうとしている人の背中に貼ることです(笑)

 

フランスの少し変わったエイプリルフール「4月の魚」とは?

 

この習慣は1564年頃からフランスで始まり、今では色んな国に広がっています。
伝説によると、昔のお正月は「1 Janvier (1月1日)」ではなく「1 Avril(4月1日)」でした。ただ、Charles IX(シャルル9世)という王様の時代にÉdit de Roussillonという勅令で、新年は1月1日から始まるように統一されました。そのため、たくさんの人達が
「お正月はいつなの?」と混乱してしまいました。勅令が出たばかりの頃は信念を間違える人がまだまだいたそうです。それを真似て、ジョークで4月1日にプレゼントをあげたり「お正月おめでとう!」と祝ったりしていた人たちが、この習慣の始まりらしいです。

 

フランスの少し変わったエイプリルフール「4月の魚」とは?

 

でも、どうしてフランスの悪戯は「魚」を貼るのでしょうか?昔、お正月のプレゼントと言えば食べ物だったからです。しかし4月は、キリスト教で「Câreme」というお肉を食べられない時期になります。だから、食べ物をあげるとしたらお魚になります。
ただ4月1日の悪戯では、偽物のお魚をあげる人が多かったそうです。さすがに、ジョークで本物の魚をプレゼントするのは大変ですからね。

こちらは”Tom-Tom et Nana”という、子供の間で大人気だった”Bande dessinée”(バンド・デ・シネ:フランス、ベルギーの漫画)です。この漫画はフランス人兄弟の日常生活を描いているのですが、フランスの伝統や暮らし方がよく説明されていてオススメです。フランス文化を楽しく理解できますよ^^

 

フランスの少し変わったエイプリルフール「4月の魚」とは?

 

この絵では”Poisson d’Avril”で魚を貼られてしまわないように、おじいちゃんが鏡をもって歩いています。賢いですね(笑)もし皆さんもフランスで4月1日を過ごすことがあれば、真似してみてはどうでしょうか?
また、もし「これは絶対に嘘だろうな~」と感じる話を聞いたら「C’est un poisson d’Avril!」(4月の魚でしょ!)と言ってあげてくださいね。

A bientôt!

今回の記事いかがでしたか?
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