こんにちは、EcomのOlfaです。
今日は「パリジャン/パリジェンヌの1日」のラストになります。前回まで朝食や仕事やおやつなどについて書きましたが、いよいよ仕事も終わって遊びに出かけますよ！(笑)
8.仕事帰りの遊び
さて、仕事が終わったらパリの人たちは何をするのでしょうか？色んなアクティビティがありますが、代表的な例を紹介しますね。
◆バーに入って飲みながらゆっくりする
バーはパリの出逢いの場です。バーへ行くと間違いなく、たくさんの友達ができますよ。だから、人に会いたい気分の時は絶対にバーに行きます。フランスにTips(チップ)の文化はあまりないですが、パリのバーウェイトレスは非常にフレンドリーなことで有名なので、チップを残すことが多いです。実は、Tipsよりも、お会計を済ませる時に「Gardez la monnaie」(おつりはいいです)と言い、細かいのを残していきます。
パリの人たちがよく行くバーは、パリのBastille(バスティーユ)ですね。こちらは11区にあります。
また、Bastille(バスティーユ)はCrêpes(クレープ)がとても美味しくて有名です。パリでは5区にあるRue Mouffetard(ムフタール通り)やこちらのバスティーユで、美味しいクレープが食べられますよ！
おやつ(Goûter)の後と夜ご飯(Dinner)の前にクレープを挟むなんて、食べる量が多くない？と思っている方、それは違います。フランスのクレープは日本のクレープと少し違って、基本的には中にあんまり具が入っていません。砂糖かバナナかマロンクリーム(Crème de marrons)のどれか1つか2つだけを入れるのが、基本的なレシピです！特にマロンクリームがおすすめですよ^^
なので、お酒を飲むのも良いですが、バーに行く前や出た後にクレープを買って、歩きながら食べるのもありですね！
ちなみにフランス、特にパリでは歩きながら食べることは全然問題ありませんよ。
◆セーヌ川沿いで飲む
パリジャン/パリジェンヌたちは、仕事帰りにセーヌ川沿いでゆっくりすることが大好きです。私も多い時には週3～4回行っていました。
パリではセーヌ川沿いのことをQuai、またはQuai de Seineと呼んでいます。
なので、パリの人たちは仕事が終わったら「On va sur les Quais ?」(セーヌ川沿い行きますか？)と友達に提案します。セーヌ川沿いにはいつでも人が居ますが、特に多いのは16～17時から21時までです。
床にクロスを敷いて座って、ワインやジュースを飲んで、チーズやパンなどの軽食を取って、セーヌ川を見ながらお喋りします。
◆映画館へ行く
夜ご飯の前にパリの人たちが良く行く場所が、映画館(Cinéma)です。パリっ子たちは、いつもたくさんの映画を観ています。多くのパリジャン/パリジェンヌは週4回くらい映画を観に行き、それに加えて自宅でもテレビやレンタルで映画を観ます。つまり、ほぼ毎日観ています(笑)
パリで暮らす人たちの必須アイテムに「映画館カード」というものがあります。これは、多くの人が持っている「映画館へ通い放題になるカード」（Carte de cinéma Illimité）です。値段は1ヶ月約2000円なので、とてもお得ですね。このカードを持っているので、多くの人が仕事帰りに「とりあえず映画館へ行こう」と考えるわけです。
ちなみにフランスの映画館では、観客は大声で笑ったり喋ったりします。たまに、大きな声で自分の意見や感想を話している人もいますよ。
9.夜ご飯(Le diner)
パリでは、平日の夜遅くに出かけることはほとんどありません。レストランには、主に週末だけ行きます。平日はバーやビストロへ行ったりクレープを食べたりしますが、8時から10時までには自宅へ帰るのが一般的です。それからは、ゆっくりテレビなどを見ながら夕ご飯を作って、家族や友達と過ごす時間になります。とにかく、パリジャン/パリジェンヌはどれだけ出かけるのが好きな人でも「夜の時間」は注意が必要なので、(特に平日は)必ず守るようにします。
10.就寝
平均すると23時くらいに就寝します。
小説や雑誌などを読んでから寝る人が多いですよ。こうして、パリジェンヌ/パリジャンの長い1日はおしまいになります。お疲れ様でした。Bonne nuit !
皆さんいかがでしたか？とても長い記事になってしまいましたが、それくらいパリの生活は色んな刺激があるということです
！
皆さんの日本での1日も知りたいです。
