フランス人がパリに持つイメージとは?(後編)

Ecom講師 Olfa

こんにちは!EcomのOlfa です ^_^

今日は「フランス人の目から見たパリ」の最終回です。今までの動画はどうでしたか?

パリのイメージが変わってきましたか?それとも想像通りでしたか?

最後にもう一本、パリのビデオを見てみましょう。

その3:Indila- Dernière Danse

 

パリっ子はパリのことが好きなの?嫌いなの?(後編)

 

今回のアーティストはIndira(インディラ)(本名:Adila Sedraia)です。

彼女も今までの歌手と同じく、パリで生まれ育ったパリジェンヌの歌手です。

ただ彼女の目から見ると、パリはそんなにフレンドリーな都市ではないそうです!

まずは、動画を見てください。

いかがでしたでしょうか?

動画だけでも、十分意味が通じますよね?

この曲はフランスで大ヒットしていて、ネットで2番目に多くダウンロードされていたそうです。

Indilaはパリジェンヌですが、実はアルジェリア、エジプト、カンボジア、インドの血も入っています

つまり彼女は、パリ以外のアイデンティティも強く持っています。

そこで「外の人」はパリで、地元の人に扱われるのだろう?

というテーマで曲を作りました。

確かにパリは、自分たちと関係がなさそうな人には冷たい街だと言われています。

都会ということもあり、少し東京に似ているかもしれません。

この曲の最初の歌詞は言葉遊びで「温かいフランス、温かい痛み」[Ma douce France / Ma douce souffrance] (発音がほとんど同じです)と歌っています。

彼女はこの曲で、パリは素晴らしい町だけど、とてもさみしく感じる冷たい町でもあるということを伝えたかったんですね。

 

パリっ子はパリのことが好きなの?嫌いなの?(後編)

この動画の内容には、もちろん賛成する人もいれば反対する人もいます。

ただ、このビデオのクオリティはとても高いですよね。

映像は綺麗で、インディラさんの声も素晴らしいです。

だから多くの人が見ているのでしょう。

またフランス人は、「メランコリー」なものが大好きです。

良いこと悪いことに関係なく、とにかく感動できれば嬉しくなります(笑)

ちなみに皆さんがよく使う「ロマンティック」という言葉は、フランスでは少し違う意味を持っています。

フランス語では「愛情」だけでなく空想、メランコリー、昔への懐かしさ、受難…など様々な複雑な感情を表します。

なので、こういうメランコリックで複雑な気持ちを表現した「ロマンティックな」映像は、フランス人には最高ですね。

皆さんの中にももしかしたら、インディラと同じような目線でパリを見ている人がいるかもしれないですね。

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