こんにちは、EcomのJuliaです!今日は、日本のここが少しびっくりだと感じる習慣を紹介するコーナー「ここがびっくり日本の習慣」の10回目です。
今回の「ここびっくり」は日本に来る外国人だけでなく、逆に外国に行く日本人もびっくりするトピックですよ。
日本に来てからずっと「不思議だな~」と思っていたのは、カップルの関係です。私がいつも一緒にいた友達は大体、彼氏・彼女についての話を全くしませんでした。なので、彼氏・彼女がいないだろうと思っていたら、実は私の友達と付き合っていたというケースがよくありました。ドイツに行ったら、付き合ったばかりのカップルでもすぐに「あ、付き合っているよね!」とわかります。ドイツ人はヨーロッパの中では、ちょっと冷たい人と思われています。(でもフランス・スペイン・イタリアなどと比べられたら仕方ないですよね?)ただ、それでも付き合っていることくらいはわかります。では、外国人が日本のカップルにびっくりする点はなんでしょうか?
★付き合っていても、普通の友達より冷たく接しているように見える点。他の人に付き合っていることを隠したいのかもしれませんが、集まりなどでもわざわざ遠い場所に行って、あまり話さないことにはびっくりです。そのため、会社では急に結婚する人がいたりして、みんなびっくりすることもありますよね。
★公共の場所で手をつないだり、キスをしたり、ハグをしたりといった行動が少ないことです。ドイツ人なら外に出かけても、自分のパートナーと手をつなぐのは自然です。それがどうして恥ずかしいのか、ドイツ人には理解しにくいです。(最近は日本でもよく見るようになりましたが)
★何年間付き合っても、結婚する直前までは彼氏・彼女を両親に紹介しない点。もちろんドイツ人も、すぐにパートナーを両親に紹介しようとは思いません。でも、「パートナーができた」という話はすぐ両親にするし、3ヶ月くらいしたら新しい彼氏・彼女を紹介するのは普通だと思います。
私は日本のこのような習慣にちょっと違和感がありますが、メリットもたくさんあるのでしょう。例えばカップルがラブラブ過ぎる場合、周りの人はどう接したらよいのかわからず困ります。また、大人なのにそうしていたら会社で仕事を任せてもらえないのかもしれません。バランスが大事なんでしょうね!
ちなみに少し関係ない話ですが、女性がGentlemanのことを好きなのは、ドイツも日本も一緒です(笑)
重そうな荷物を運んでくれたり、席を外してくれたり、ドアを開けてくれたり…。これらは、知らない女性に対しても良いマナーですね。日本人女性は、ドイツに行ったらGentlemanにびっくりしますよ^^
6 thoughts on “ここがびっくり日本の習慣「日本のカップルは冷たい?」”
In Japanische Firmen, man als Joke sagen, “Er und sie sind stille U-boat”. Mit keine Symptom, sie sehr sehr still gehen, und plötzlich schießen “Einladung zum Hochzeit Partei” zu alle.
Die Nachricht kann alle Freunden und vieleicht Famile überraschen. Natürlich können einige Männer ernsthaft geschockt sein, wenn sie wissen, dass eine Frau (die der Man liebt) heiraten. ^^
Lieber Herr Koala,
vielen Dank für diesen interessanten Beitrag!
Die Metapher mit “U-Boot” ist wirklich sehr interessant.
Dass die Familie nichts von der Hochzeit weiß, ist aber ein kleiner Schock. Für den Mann, der sich in die Frau verliebt hat, ist es ein sehr großer Schock!
いつも楽しく拝見しております。オルファさん共々、ブログの電子書籍化おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
日本の男女の仲は中々外国の方には伝わりにくい面があるようですね。いつものようにデータや数値で説明できないのですが私の個人的な考えで宜しければお話してみたいと思います。
先ず、一般的な日本人は夫婦やカップルである事をわざわざ公言しませんし、どんなに素晴らしい相手であっても他人の前で相手を褒める事はしないと思います。自分の幸せを見せびらかす事は慎みの無い事だからです。
恥も外聞も無く男女がイチャイチャするのは慎みも自制心も無い証のようなものですからバカップル扱いされてしまいます。
文化の違い・・・と言えばそれまでなのですが、なぜそういう文化になったのか考えて見ました(かなり長いです)。
江戸時代になり、武士階級が確立されて以後、武士は町人の鑑となるべく、模範的な振る舞いをするものと定められました。また武士が習得すべき武道全般において「常に油断しない事」「むやみに敵を作らない事」が重要視されるようになります。
ボーっとしていて道を歩いていて暴れ馬に蹴り殺されたりしたら笑い者になりますし、闇討ちで殺されてしまえば、遺族が敵討ちで犯人を殺さない限り、その家系はお取り潰しの憂き目に会います。
武士階級に生まれて武士の身分を失う事は死ぬほどの恥辱だったので、とにかく油断なく、他人から自分勝手な奴だと思われず、恨み妬みを買わずに慎ましく生きていくのが必要な時代が長く続きます。
町民や農民など他の身分はそういう武士の生き方を見習うのは自然な成り行きで、日本人があまり他人と争わず、高い自制心を持ち、かつ本音を言わないのはこのあたりにあると思います。
実は戦国時代までは下克上は当たり前で、武士が主君を裏切る事も普通でした。これでは国がまとまらないので、徳川幕府が武士道かくあるべしと教育し始めたのです。
また日本には殆ど他民族が存在せず、全国全て日本語で意思疎通が可能だった為、スキンシップやボディランゲージは発達せず、隠語、含み言葉など、直接言い難い事を遠まわしに表現する話法が発達した為、感情をストレートに言う人間はむしろ野暮な奴と思われるようになります。
明治維新になって日本人の意識の大改革が始まりました。愛という概念の導入です。I love you という言葉の翻訳がそれまでの日本には無かったのです。loveをどう訳すか悩んだ末、仏教典から愛という漢字をあてたのです。それまでは好、仁、情、惚という字では表現しきれなかった概念ですが、導入段階で躓いています。「私はあなたを」という部分が省略されてしまい「愛してる」と訳されてしまったのです。日本語的には主語、目的語をわざわざ言うとくどくなり、訳す必要が無かったのですが、結果的に愛していると、わざわざ言う人もいませんでした。言わなくても日本人なら態度で分かるからです。更に仲人を立てずに当人同士だけで結婚するのはくっ付き合いと言って馬鹿にされた時代だったので、ますます根付かなかったようです。
接吻という言葉が出来たのも、この明治時代です。それまでの日本人もしていた事はしていたのですが、挨拶ではなく夜のテクニックとしてです。口吸い、呂の字、舌ねぶり、お刺身など色々な言葉が残っています。明治の詩人、上田敏が考案した口付けが最も普及した訳だと思います。
言葉で愛情を確認したり、人前でキスをする文化が根付かなかったのはこういった経緯があったからだと私は理解しています。
私も妻とは手ぐらい繋ぎますが人前でキスはしませんね。そういうのは二人きりの時にします。平安時代からキスは日本人にとっては一種の性行為なのですよ。だから恥ずかしく感じます。時代が代わってもこういう感覚は数百年経たないと変わらないと思います。
御質問をまとめますと
日本人の離婚率は世界第26位で決して高くはありません。愛していると互いに言葉で確認する必要が無いほど、高度な信頼感で結びついているのではないでしょうか?。どうせ家で一緒にいるのだから、むしろ外では別々でも不安にもならないのだと思います。
人前でキスしたりハグするなどイチャイチャする人は自制心が無いように見えるから、良い印象がありません。うっかり親しくしたら際限なく迷惑をかけられそうな気がします。公衆道徳的にも受け入れ難いものがあります。外国の方には心外でしょうが偽らざる気持ちです。
親にすぐ伴侶を紹介しないのは、紹介してもし折り合いが悪くなりそうなら、最悪、親か相手のどちらかと絶縁する事にもなりかねないので慎重になるのです。日本ではまだまだ親族単位の結びつきが強いので、結婚は当人同士の問題では済まない事があります。七五三など双方の両親が揃っている事が前提の儀式、風習が数多く残っているので、親と不仲で結婚すると、わが子にこういう事が出来なくなるのです。
無い知恵を絞って私なりに考えてみましたが如何でしたでしょうか?
昔子供今オヤジさん、
いつもの興味深いコメント、ありがとうございます。
自分の幸せは、カップル以内以外の場合、見せない理由はよくわかります。
その文化や習慣は江戸時間までの歴史があるのががしりませんでした。
長い歴史のため、このような習慣はかえりにくいですね。
ですが、海外と比べたら、ラブラブしすぎのカップルがいると、困ることも多くあります。
そのため、ちょっとシャイな付き合い方のほうが、周りの人には優しいと思います。
愛というのは二人の間のものなので、二人だけいるときだけに見せてもいいことですよね。
Postskriptum: Ubrigens habe ich kein Problem zu umarmen und/oder zu küssen, vor einem großen Publikum. (Vielleicht bin ich ein Mutanten-Japanisch). Ich habe oft mit ausländischen Kolleginnen zu umarmen, RECHT UND LINKS BEIDE SEITE, weil wir nicht einander oft sehen können.
Das freut mich zu hören, dass Sie gar kein Problem damit haben!
Sie sind sehr oft im Ausland, da gewöhnt man sich daran, oder?