フランス人のボディーランゲージを理解しよう(後編)

Ecom講師 Olfa

こんにちは、Ecomのオルファです。

今日は月曜日の続きで、フランス人のボディーランゲージがどういう意味を持っているのかを説明していきます。

(前編はコチラです)

 

 

3.ハグをする

異性とハグをする時には、2つのパターンがあります。

長い間会ってない友達に対しては、「挨拶のハグ」になります。

その場合には同性異性に関係なくハグします。

ちなみに、その挨拶の時には「La bise」皆さんの想像するキスとは違い、頬に触れる程度のキスをすることが多いです。

では、La bise(ほっぺたに触れるキスのようなあいさつ)とle câlin(ハグ)では、どちらが親しさを表すと思いますか?

実は、La bise(ほっぺ同士のキス)より、le câlin「ハグ」の方が、より親しい人に行うんですよ。

日本人にとっては意外ですよね?

だから例えば、目上の先生に、La biseをするのはOKですが、le câlin(ハグ)をするのは一切NGです!

友達の間なら、どちらもOKです。

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さて、もう1つの種類は、既に一緒にいる友達に対するハグです。

つまり「挨拶」という意味ではないハグですね。

挨拶以外の時に友達にle câlin(ハグ)をすると、意味が大きく変わります。

ほとんどのフランス人の目には、カップルとしか見られません。

タイミングによって、それほど意味が違ってきます!

面白いですよね!

 

※フランスでは、ビジネスの場でもハグをすることがあります。

例えばプロジェクトが成功した時などに、ビジネスパートナーと「おめでとう!やった!」という意味を込めてハグをします。

フランスでは「先輩、後輩」という関係はあまりないので、プロジェクトの参加者で同じようにハグをしていきます。

同士、仲間という意味でのハグです。

サッカーなどのスポーツでも同じです。

 

フランス人のボディーランゲージを理解しよう(後編)

 

 

4.腰に腕を添える

 

 

フランス人はよく、隣の人にもたれかかりながら歩きます。

ただ、相手の腰に手を添えたり、腕を巻いたりするのはカップルだけですね。

これは歩きにくいですが、フランス人のカップルの間では一番好まれている行為です。

 

5.肩に手をのせる

 

フランス人のボディーランゲージを理解しよう(後編)

 

肩に手をのせる行動は、同性異性に関わらず良く行われています。

そのためハッキリとは言えない行動ですが、いくつかの意味があります。

男の人が他の男性の肩の上に自分の手をのせると、それはとても「男性らしい」雰囲気のある行動で、この2人は仲良し、とても近い友達であることが分ります。

男性から女性に対して行う場合は、「あなたを守ります。」という意味になります。

 

以上になりますが、フランスと日本で気持ちの表し方はやはり違いますか?

フランス人は身体を使って自分の気持ちを表すことが多いです。

そもそも日本人とはパーソナルスペースの感覚が異なるので、勘違いもよく起こります。

フランスでは友達同士やビジネスの場面でも、ほおにキスや握手をしたり、抱きしめたりします。

是非この感覚を覚えて、フランス人とのコミュニケーションを楽しんでくださいね!

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