ドイツの面白い言葉:Rosenkrieg(バラの戦争)

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こんにちは、Ecomのユリアです。

本日紹介したいドイツ語の面白い言葉は、「der Rosenkrieg」です。「die Rose」はバラで「der Krieg」は戦争のことなので、「der Rosenkrieg」は「バラの戦争」というフレーズになります。イギリスの薔薇戦争とは関係ないですが、名前が似ていますね。
ですが、歴史の出来事と関係がなかったら「Der Rosenkrieg」とは何でしょうか?綺麗な薔薇を手に入れるため、花屋さんが喧嘩するのかな?笑

 

ドイツの面白い言葉:Rosenkrieg(バラの戦争)
「Der Rosenkrieg」は、離婚する時の喧嘩を表現した言葉です。赤いバラは愛のシンボルですが、離婚をする時にはお互いの愛が問題になりますね。しかも離婚問題は、ただの喧嘩ではなく戦争みたいです。そのため、ひどい離婚喧嘩は「Rosenkrieg」と呼ばれるようになりました。日本語では「離婚闘争」と言いますよね。
「Rosenkrieg」は特に、結婚の始めはラブラブで幸せな感じだったのに、急に仲が悪くなって喧嘩ばかりしている人に対して使います。
例えば離婚直前のカップルの、大変な話を耳にします。「ね、聞いた?奥さんは旦那さんの大好きなゴルフセットに火つけたの!その代わりに旦那さんは彼女の会社に連絡して、彼女の悪口を言ったらしいよ。そのせいで奥さんは仕事がなくなったそう!」「あら!Das ist ja ein richtiger Rosenkrieg!(本当のバラの戦争だ!)」といった風に使います。
みなさん、「Rosenkrieg」を経験しないように気をつけてね!(笑)

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