Guten Tag! Wie geht es Ihnen? Ecomのユリアです。以前も何度かお話したように、ドイツと日本の教育スタイルは大分異なっています。ですが、先生が生徒の前で話をするという授業のスタイルは同じです。
ただ時々、先生は生徒にとって面白い授業をするために、ゲームをしたりします。今日は、そんなゲームを2つ紹介したいと思います。
その1:“Bankrutschen“(ベンチ滑り)
こちらのゲームは、単語を覚えさせるために人気があるゲームです。ドイツ語で、学校にあるテーブルは二人用で長いので「Bank」(ベンチ)と言われています。教室でベンチは5台ずつ、3つの列に置いてあります。その形を使ってゲームをします。
„Bankrutschen“(ベンチ滑り)は一番端のテーブルから始まります。最初のテーブルの生徒に、例えば「英語で「犬」はなんですか?」と質問します。そして一番早く「Dog!」と答えた人は、次のベンチに移動できます。次のテーブルには他の生徒もいて、先生は次の質問をします。そこでも正しい答えを最初に言った人が、次のベンチに滑ります。最終的に、元々自分が座っていた所から一番遠くのベンチに行けた人の勝ちです。つまり、自分の滑ったベンチの数で競争するんですね。この遊びは英単語や歴史の人物など、色々なテーマで使えます。
その2:“Wettbewerb im Team“(3チームのバトル)
こちらは先ほどの個人戦とは異なり、チームを作って勝負します。3つのチームに分かれて、それぞれ1人ずつリーダーを選びます。
先生が質問をしたら、チーム内で相談をして決めた答えをリーダーに教えます。リーダーはチームの答えを出す手、それが正しかったら黒板に線をひきます。スピードよりも正しい答えを出すことが大事で、もうちょっと深い内容のクイズができます。
先最後に黒板の線を数えて、一番多いチームの勝ちです。
みんなさん、どうでしたか?日本でも同じような頭を使うゲームはありますか?勉強に困ったときはこんな遊びなら、気分転換にもなるし知識も身につくので一石二鳥ですね!