喫煙大国ドイツで、タバコの害を訴える新たな取り組み

staff02みんなさん、お元気ですか? Hier ist Julia von Ecom.
本ブログの読者の中には、喫煙者がいると思いますが、ドイツは結構、ヨーロッパの中では、喫煙者に優しい国だと思われています。
ドイツでタバコは16歳からOKで、高校生でも、学校エリア外ならOKで、タバコを吸う人もいます。
また、レストランなど公共の屋内はだめですが、屋外で、歩きたばこで吸っても問題ないです。またオフィスに、喫煙ルームもあったりします。
こうした喫煙に優しい国ドイツですが、最近はドイツだけではなく、全EU共同で、タバコに厳しくする動きがありました。
それは、
2016年5月20日からには、タバコの包装箱のデザインが変わりました。
以前、タバコを買うときに、このような包装箱でした:

tabak-lm_red_german
包装箱の下のところには、注意表示がかいてありました。

Rauchen kann tödlich sein  喫煙は致死性です
Raucher sterben früher 喫煙者より早く死にます
Wenn Sie rauchen, schaden Sie Ihrem Kindern, Ihrer Familie, Ihrer Freunde

喫煙をすると、自分の子供たち、自分の家族、自分の友達に害します。
日本でも同じでしょうかね?
私はタバコを吸わないのでよくわかりませんが。
しかし、それでもたばこを続ける人がたくさんいたため、EUはEU加盟国に、文章ではなく、画像で警告するよう法律を出しました。

結果、今では、タバコの包装には、タバコの害を警告するメッセージではなく、画像が写っています。

どんな画像かというと、喫煙の影響で、病気になった体の部分と死体などです。
メッセージは無視ができますが、こちらの画像の場合、表と裏に、包装箱2/3に移らないとダメなので、タバコを吸う人は絶対に目にします。
今回使われている画像はとても恐ろしくて、こちらのブログはアップしないですが、もし興味があれば「Schockbilder Zigarettenschachteln」をGoogleで検索してください。
一応念のため書いておきますと、Schockbilderの中には、このような画像があります:

赤ちゃんようの棺
腐っている歯
口腔癌
たばこで汚れた 肺
枯死している足

などの大変な、ショッキングな写真です。見ない方がいいです。

ドイツでタバコを禁止にできないのは、たばこ税が大きいため、ドイツの政府の収入になるからです。(ドイツのタバコ1箱6ユーロ(800円くらいです)。
たばこの禁止がしにくいので、なんとか他の方法でたばこを限定しようとしたのが今回のEUの決定です。
ドイツの学校では、たばこの影響も勉強しますが、それでもたばこを吸い続ける人がいます。恐ろしい画像ですが、これをきっかけにみんながたばこをやめるかちょっと不安ですが、みんなさん、どう思いますか?

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