ユリヤおすすめのソ連文学ベスト10(中編)

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Всем привет! みなさんこんにちは。Ecomのユリヤです。

今日はソ連時代の文学作品の中でも、第二次世界大戦中に書かれていたり、それを舞台とした、ものを紹介します。

忙しい時代を生きた人たちは何を感じて、どんな感情を紙に残したのでしょうか?

 

その1:Пастернак. Доктор Живаго.(パステルナーク『ドクトル・ジバゴ』)

 

ユリヤおすすめのソ連文学ベスト10(中編)

 

この作品は以前、オススメの映画として紹介しましたね。

また、パステルナークの名前は「ソ連の反対でノーベル賞をもらえなかった人」として耳にした人も多いのではないでしょうか。

この人は本当に残念な時代を生きたと思いますが、革命ありの戦争ありの中で文学だけが心を映せるものだったのでしょう。

この作品もそんな時代を描いているのですが、とても良い文学、映画になっているので、あえてストーリーのお話はいたしません。

ただ、一つ紹介したいのは、ドクトル・ジバゴが恋人と再会するウラル地方の町があるのですが、その町はペルミがモデルとなっているんですよ!

そのためペルミには「ジバゴ」というレストランも「パステルナーク」というレストランもあります。

さらに、パステルナークが暮らしていた家は現在、博物館となっています。

ペルミへ来る人はぜひ!

 

その2:Ахматова (Вечер)(アフマートヴァ『夕べ』)

 

ユリヤおすすめのソ連文学ベスト10(中編)

 

アフマートヴァはロシアを代表する女性詩人の一人で、本当に苦しい人生を歩んだことで有名です。

11才の頃から詩を書き始めた天才少女だったのですが、戦争時代を生きた女性が全員そうだったように、食べるものもなく寒い年月を過ごしました。

本当にたくさんの作品を残しており、和訳も多いのですが、『夕べ』というデビュー作は特におすすめです。

とても美しい詩なので、ゆっくり味わいながら読んでいただければと思います。

 

ちなみに現在のロシアはルーブルが落ちているため不景気でリストラも多いし、お給料が出ない所も残念ながら存在します。

それでも「すごいな」と思うのは、みんな大して落ち込むわけでもなく「困ったなあ。ま、何とかなるでしょう!」と気を落としていないことです。

「どうして?」と聞くと、「ロシア人は変化に慣れているから。」とのことでした。

確かに革命から戦争、ペレストロイカと続き、ようやく一段落ついたと思ったらまた不景気…。

こんなことが100年以内に起こっているのなら、まあ仕方ないと納得もしてしまうのでしょう。

ということで、次回は第二次大戦後の作品を紹介したいと思います。それではまた!

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