ドイツ語で動物の鳴き声は?(中編)

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、Ecomのユリアです

今日はまた、ドイツ語の動物の鳴き声を紹介したいと思います。

前回は簡単だったので、すぐにわかったと思います。

ですが、今度は少し難しくなっていますよ。

ぜひ考えてみてください!

その6muh muh

「muh muh」(ムームー)という鳴き声は、日本での聞こえ方とほとんど同じです。想像できましたか?はい、そうです。ドイツの牛の鳴き声は「muh muh」(ムームー)で、「muhen」(モーと鳴く)します。

その7hühühühü

この「hühühühü」(ヒュヒュヒュヒュー)という鳴き声、面白いと思いませんか?

「hühühühü」する動物は何でしょうか?

答えは、馬です。ドイツの馬は「wiehern」(ヒヒーンと鳴く)します。

この「wiehern」という動詞の面白いところは、ばか笑いしている人にも使えることです。

普通に「das Pferd wiehert」(馬がヒヒーンと鳴く)とも言いますが、「Er wiehert」 (彼が、ばか笑いする)と言っても使えます。

馬の鳴き方が人の笑い声に似ていると思ったことはありますか?

ドイツの馬の鳴き声 hühühühü

その8Ruckediguu

どんな動物が「Ruckediguu」(ルッケディグー)と鳴いているのでしょうか?

ヒントは、鳥の仲間です。わかりましたか?

…正解は、鳩です!鳩は汚い鳥だと思われていますが、昔はいいイメージがありました。

だから、しっとりした鳴き方をすると考えられていたようです。

「Ruckediguu」は鳩が「gurren」(ぽーぽーと鳴く)した時の鳴き声を表現していると言われています。

「Die Taube gurrt」(鳩がぽーぽーと鳴く)のように使います。

ドイツの鳩の鳴き声 Ruckediguu

その9Krah krah

Kの後にrがあるため、発音としては強くてあまりキレイではないです。

「Krah krah」(クラークラー)と鳴く鳥は…カラスです。

面白いのは、ドイツ語でカラスは、「die Krähe」という名前ですが、こちらは鳴き声から付けられました。

鶏が「krähen」(こけこっこうと鳴く)するのとは違って、ハスキーな鳴き声で「krächzen」 (カアカア鳴く)します。

ちなみに、人がしゃがれ声やハスキーな声で話している時も「krächzen」という動詞が使えます。

「Der Rabe(die Krähe) krächst」(カラスがカアカア鳴いています)と言えますし、「Sie krächst」(彼女ががらがら声で話している)とも言えますよ。

ドイツのカラスの鳴き声 Krah krah

その10Summ summ

「summ summ」(スムスム)は、動物ではなく昆虫の音です。

どんな昆虫かというと、「蜂」です。蜂の「summ summ」は「summen」(ぶんぶんする)という動詞と対応していて、例文は「Die Biene summt」(蜂がぶんぶんする)となります。

こちらの動詞「summen」も人の動作を表すことができます。

「Er summt ein Lied」は、「彼は歌をぶんぶんする=彼は歌を口ずさむ(ハミングする)」という意味でよく使います。

ドイツの蜂の鳴き声 Summ summ

いかがでしたか?

「全部わかった!」という人は、次回がラストなので全問正解を目指してくださいね^^

ちなみに、日本語には鳴き声に由来したフレーズはありますか? 教えてください!

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