ドイツの面白い言葉:Sparfuchs(貯金キツネ)

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こんにちは!Ecomのユリアです。
みなさん、ドイツ人に対してはどんなイメージがありますか?真面目で時間を守る所は、日本人と似ていますね。今日紹介するドイツ語の面白い言葉は、ドイツ人の他の特徴を表しています。その特徴とは、なんでしょうか?
今回のフレーズは「der Sparfuchs」です。「sparen」は「貯金する、貯まる」という意味の動詞です。「Fuchs」は「キツネ」なので、「der Sparfuchs」は「貯金するキツネ」という意味になります。想像できると思いますが、「der Sparfuchs」はよく貯金する人の呼び方です。ですが、どうして「Fuchs」(キツネ)が使われているのでしょうか?
ドイツで「der Fuchs」は、とても賢い動物だと思われています。そのため、狡猾さのシンボルとなりました。良い意味でも悪い意味でも、「der Fuchs」は賢い方法で問題を解決するイメージがあります。そのため「der Sparfuchs」はどうやったら上手くお金が貯まるか色んな方法を比べて、調べてから賢く貯金をします。

 

ドイツの面白い言葉:Sparfuchs(貯金キツネ)
ただこの言葉には、貯金に集中しすぎ、ちょっとやり過ぎという意味も含まれています。
例えば友達と喫茶店に行ったら、テーブルの上に置いてある砂糖を自分のカバンに入れます。恥ずかしいので「ねえ、取り過ぎじゃない?ただの砂糖だよ」と言っても、「いや、ここのコーヒーは高すぎるから、砂糖くらいはサービスでもらってもいいでしょう!」と返されます。そういう時は「Ach, du bist so ein Sparfuchs」(あっ、あなたは貯金するキツネだなー)と言いましょう。
「Sparfuchs」と言われている人は、お金が多くても少なくてもとにかく「貯金をしなくちゃ」という気持ちが強いです。
みなさんは「Sparfuchs」でしょうか?私も日本ではティッシュを買わないで、道でもらうティッシュしか使っていなかったので「Sparfuchs」かもしれません…笑

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