ドイツ語で親しい相手を呼ぶ時の愛称

staff02

こんにちは、Ecomのユリアです。
みなさん、突然失礼ですが、彼女や夫など連れ合いの方を何と呼んでいますか?日本では英語の「ダーリン」や「あんた」などが使われているそうですが、私はそれ以外にあまり聞いたことがありません。(カップルでも、私の前だと使わないのかもしれないですが…)

他の国の愛称を調べてみることは結構楽しくて、例えば英語では「ダーリン」の代わりに「My Pumpkin」(私のかぼちゃ)と言うらしいです(笑)
さて、ではドイツ人は恋人をどういう風に呼んでいるのかな?今日はドイツ語の「der Kosename」(愛称)を紹介します!

ドイツ語で親しい相手を呼ぶ時の愛称

第5位:「Liebling」(ダーリン)

こちらの呼び方はあまり想像力が入っていませんが、男性でも女性でも使えるのでドイツ人の中に人気があります。その上「Liebling」は中立な言い方なので、周りの人が使っても恥ずかしくならないので便利です。

 

第4位:「Maus」(ネズミ)

ドイツではネズミという動物は、あまり良くないイメージを持っています。ただ、「der Kosename」(愛称)なら7%の男性が彼女に対して「Maus」か「Mausi・Mäuschen」を使います。家庭内で「Maus」と呼ぶことは恥ずかしくなくても、それに慣れて外に出た時も自分の恋人を「Maus」と呼んでしまう人もいます。ちなみに、もっと可愛い呼び方をしたい人は、「Mausi」か「Mäuschen」と語尾を変えます。

 

第3位:「Hase」(うさぎ)

どうやらドイツ人は、恋人に動物の名前を付けることが好きなようですね(笑)
実はこちらの「Hase」は、女性が彼氏に対して使う言葉です。可愛い動物なら大体、その名前を「Kosename」にすることができます。「Hase」の他にも「Kätzchen」(猫ちゃん)など、沢山あります。男性は「Hase」と呼ばれるのが好きかどうかは別の話ですが…(笑)
ちなみにこちらも、可愛く発音したい時は「Hasi」と呼びます。

 

第2位:名前を短くしたニックネーム

ドイツ語で名前に「-lein」か「-chen」の語尾をつけると、可愛い響きになります。このニックネームを使うことで、仲が良い関係を作れます。「~chen」(例:Mari+ chen,=Marichen)は子音で終わる名前やものに付けられて、「~lein」(例:Maria+lein= Marialein)は母音の語尾に使われています。例えば「Marie」(マリー)は「Mariechen」になり、「Peter」は「Peterchen」になります。
こちらのKosenameを使えば、その人だけの名前になります。「Liebling」などの名前は「Anna」や「Maria」といった特定の人とは関係なく、二人とも「Liebling」と言えます。ですが「Annalein」と呼べば「Maria」には使えないので、特別な感じがしますね。そのため人気があると思います。

 

第1位:Schatz(宝)

ドイツに行ったら、こちらの「Kosename」(愛称)を絶対耳にします!Schatzはもともと「宝」の意味を持っていて、自分の大事な人を宝物に例えるために「Schatz」と言われるようになりました。ドイツでは女性の41%、男性の35%がパートナーに言われている愛称だそうです。とても良い言葉ですが、使い過ぎると特別な感じがなくなってしまいます。たまに「Schätzchen」と語尾を変えたパターンも聞きます。ただ「ダーリン」よりも親しい人に使うので、若い女性にいきなり使うと、ちょっと失礼な言い方です。
ちなみにこれをもっと可愛くしたい場合は、「Schatzi」と言います。

みなさん、いかがでしたか?ドイツ人のカップルはお互いに「Kosename」を使って相手を呼ぶことで、仲が良い関係を表していると思いますが。ただ、その愛称に慣れてきただけで使う人もいます。喧嘩をする時に「Schatz, du spinnst!」(あんたバカだろ!)と言ったりするので、恋する気持ちを表現するだけではないようですね(笑)

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

2 thoughts on “ドイツ語で親しい相手を呼ぶ時の愛称”