ドイツ語の名文、諺『賃金は恩を忘れたことだ』

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは!EcomのJuliaです。
皆さんは誰かのために無理して一生懸命頑張ったのに、その人からありがとうの一言もない、なんて嫌な経験はありますか?そういう時は、どうして一生懸命頑張ったのかわからなくなってしまいますよね。
ドイツ人もその気持ちはよくわかるので、このような名文が生まれました。

 

第49回
「Undank ist der Welt(en) Lohn.」
(賃金は恩を忘れたことだ)

 

ドイツ語の名文、諺 「Undank ist der Welt(en) Lohn.」 (賃金は恩を忘れたことだ)

 

 

★意味★
「Undank ist der Welt(en) Lohn.」を翻訳すると、「世界の賃金は恩を忘れたことだ」ということになります。世界というのは「世界中で一緒」という意味だけでなく、「みんな」という意味も込められています。
このフレーズは基本的に、文句を言う時に使います。自分がしたことに対して何も感謝されない時や完全にその恩を忘れられている時、誰も感謝してくれない時に「Undank ist der Welten Lohn」と言うことができます。
例えば、会社のプロジェクトを間に合わせるために必死で残業していたのに、上司は「良く出来たね!ありがとう!」の一言もいわず「ああ、やっと終わったの。遅かったね。」としか言ってこなかったら、ムカつきますよね?(笑)そういう時に「Undank ist der Welten Lohn」と言います。
怒っている相手に対して直接言ってしまう時もあるし、他の人とそれについて相談する時にも使えます。
例えば、彼女のためにいつも急いで会社から帰ってきているのに、彼女はあなたがちょっと遅れるとすぐに怒ります。その場合は「頑張ったのに、なんで感謝してくれないの?」「Undank ist der Welten Lohn!」と言うことができます。
残念ながら、この名文を使う機会は多そうですね…(笑)せっかく覚えたので、是非使ってみてくださいね。

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