フランス語の名文、諺『地獄は…』

Ecom講師 Olfa

EcomのOlfaです!皆さんお元気ですか?
時々、「良いことをしよう!」とポジティブな気持ちで積極的に頑張っているのに、悪い結果になってしまうことはありませんか?そんな時は「一生懸命やったのに、逆効果だったの!?」と悲しくなりますよね。
今日は、そういった状況に関係したフレーズを紹介します。

第9回
L’enfer est pavé de bonnes intentions.
(地獄は善意で舗装されている)

フランス語の名文、諺 L’enfer est pavé de bonnes intentions. (地獄は善意で舗装されている)

うわ~、怖い響きの名文ですね(笑)
だけど、「善意」と「地獄」の両方が入っているのは矛盾していませんか?これは、どういう意味でしょうか?

このフレーズの意味は、意志や気持ちではなく、結果が一番大事ということです。なので、最初は善意で行動していても、気をつけないと無意識に悪い結果につながる可能性があります。
自分の立場から「良いことだな」と思っていても、周りから見たらそうではないこともありますよね。

この表現は、フランス人の皆に知られています。ちょっと強いニュアンスを持ったフレーズなので、必要のある時にだけ使います^^

例えば「良いことをしようと思って行動しましたが、ひどい結果になってしましました、本当にごめんなさい!」と謝った時に、相手に「L’enfer est pavé de bonnes intentions.」と言われたら、怒っているけど、仕方がないとも思っていることを表します。
「良心から起きたことだから謝らなくていい.」という意味もあるし、「結果が全てで、それは言い訳だ」という意味もあります。相手の様子を見て、どちらの意味で言っているのか判断しましょう(笑)

私は最近映画を見て、「この映画の主人公は、やっぱり悪いことをしたね!L’enfer est pavé de bonnes intentions.!」という風にこのフレーズを使いましたよ。

皆さんも、当てはまりそうな状況があったら使ってみてくださいね。では、またね~!

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