日本とは違う、ドイツ人の「一流大学」の考え方
Ecomのユリアです。
日本は今、受験シーズンの真っ最中ですね。
これから試験がある人、合格発表を待っている人、皆さん緊張していると思います。
私が日本でよく聞かれるのは、**「ドイツの中で、どこが一番の大学ですか?」**ということです。
その質問に答えるためには、説明しないといけないことがあります。
皆さんは高校生の時、一番の大学に入るために、頑張って受験の勉強をしていましたか?
日本に来て一つびっくりしたことは、専門に関係なく一流の大学に入れば大企業に入りやすくなって、キャリアアップにつながるということでした。ドイツでは大学に通うことだけでなく、そこでしっかりと単位を取ることで「賢い、頭がいい」と言われます。
日本に留学をした際に、周りの人に「どうしてここの大学に入ったの?」と聞くと、「有名だから」という返事が多かったです。
一流の大学に入る人は、高校あるいは中学でも一流の学校に通っている人が多いと言われました。
もちろん、ドイツでも大学に入るためにはたくさん勉強する必要があります。
しかし、ドイツ人の大学生に大学を選んだ理由を聞くと「有名な大学だから」という答えはあまりなくて、勉強したい専門分野があるから、その大学を選んだという答えが一番多いです。
だからドイツでは「一流の大学」という考え方が薄くて、それよりも自分の専門に対して良い大学かどうか、という意識が強いです。
ただ今回はせっかくなので、ドイツの大学ランキングを調べてみました!
ですがやはり、専門によって順位が大きく異なっています。
ただし、私はそんなにすぐ諦める人間じゃないです!(笑)
そこで、ドイツで発表されている大学ランキングではなく、「WORLD UNIVERSITY RANKINGS 2014」という世界の大学ランキングを発見しました。
このランキングで、教育・研究・教授などのクオリティが世界で評価されているドイツの大学を調べました。
ランキングのTOP100の中に、ドイツの大学がいくつ入っています。
今回は、
55位の Universität München(ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン)と、
68位のRuprecht Karls Universität Heidelberg(ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク)
を紹介します。
Universität München(ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン 通称:ミュンヘン大学)
世界大学ランキング:55位 名前でわかると思いますが、この大学はBayern州の首都ミュンヘンにあります。
5万人の学生が所属する、ドイツで二番目に大きな大学です。約700人の教授が17の学部で教えています。
この大学の教育を受けたノーベル賞受賞者は、34人もいます。
ドイツではナンバーワンの大学ですね。
1472年設立と、長い歴史を持っています。
日本との姉妹大学が18あって、その中には東京大学(第23位)、京都大学(第52位)、大阪大学(第144位)などがあります。
Ruprecht Karls Universität Heidelberg(ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク 通称:ハイデルベルク大学)
世界大学ランキング:68位 Baden-Württemberg州のHeidelbergという街にある大学です。
こちらも1386年に設立され、長い歴史があります。
ドイツで一番古い大学ですね。 現在、550人の教授が12の学部で教え、約3万人の大学生が学んでいます。
その中の5500人が外国人なので、国際的な大学とも言えます。
ハイデルベルグ大学からは、55人ものノーベル賞受賞者が出ています。
ちなみに、京都大学はハイデルベルク大学の姉妹大学です。
世界の大学ランキングは色々なところから出ているので、それによって順位も少し変わります。
ですが、ドイツで特に有名な大学と言えばこの2つですね。
他にはミュンヘン工科大学、ベルリン大学、ケルン大学、ドレスデン大学なども、人気がある大学です。



