アラブの名文、諺『「愛する」「嫌う」人は2回嘘をつく』

olfa

アッサラームアライクム!Ecomのオルファ@アラビア語です。
いよいよ、夏がやってきますね~。夏といえば、恋愛のシーズンでしょうか?(笑)

そういうわけで、今回のアラビア語名文は「愛」に関わるフレーズです!

 

第25回
اللي حب و كره كذب مرتين
エッリー・ハブ・ワ・カラハ・ケデェブ・マラテイン
(「愛する」「嫌う」人は、2回嘘をつく)

 

アラブの名文、諺『「愛する」「嫌う」人は2回嘘をつく』

 

 

◆単語
اللي(エッリー)=この者
حب(ヘブ)=愛する
و(ワ)=
كره(カラハ)=嫌う
كذب(ケデェブ)=嘘をつく
مرتين(マラテイン)= 2回

 

なんだか、あまりポジティブじゃない名文ですね。すみません…(笑)
でも、愛すると相手に嘘をつく?嫌う時にも嘘をつく?そんなことあるのでしょうか

この名文は「感情の複雑さ」がポイントになります。人の気持ちと言っても「伝わり方」「受け取り方」によって変わる、曖昧なものですよね。
皆さんも気を付けないと、色んなタイミングで誤解や勘違いをすることが出てきます。

まず「愛している」と嘘をつくことについて説明します。私はあなたを愛しているよ」と簡単に言う人は、ちょっと軽くないですか?(笑)きっとほとんどの人が、その気持ちがどれくらい重要で繊細なものか、理解していないのかな?と思ってしまうでしょう。
また「嫌い」と嘘をつく人もいますが、その「嫌い」は「愛することの次に付いてくるもの」です。つまり「昔愛していた人を嫌う」ということですね。例えば、ふられてしまってから元の彼女/彼氏を嫌いになる人を見ると、本当は違うんじゃないの?と思いますよね(笑)

この名文には、「昔愛した人には気を付けて、嫌いにはなれないから!」というメッセージがあります。

あなたの気持ちはハッキリわかっていても、それを上手く説明するのは難しいですよね。同じように、相手の気持ちにも注意してくださいね

今回はちょこっと変わった意味のフレーズでしたが、どう思いましたか?ご意見くださいね(^_^)

 

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