先日デパートに行ったら、おせち料理の見本が並んでいてとても綺麗でした。
おせち料理以外にも、日本ではレストランなどのウインドウで、とてもキレイな食品サンプルが並んでします。私は、ある程度慣れましたが、日本に来た時は、外国人の友達と一緒に、「キレイ!」「食べてみたくなるね!」と大興奮していました。
知っている人もいると思いますが、フランスでは、レストランのウインドウに食品サンプルもないですし、メニューに写真ものっていません。文章だけです。とても不親切なように見えますし、実際現地で育った私でも、文字だけ読んでもよくわからない料理があります。
実際、フランス人のシェフは、ビジュアルで見せるより、文字からその人のイマジネーションを使ってほしい。自分は写真で見せないで、期待させる独特なものを作れる、といった意識が少しあります。
例えば:
Palette du jardin aux couleurs du peintre(訳:画家のパレットの色の庭)>サラダ?
Péchés mignons autour d’un verre(訳:一杯の周りの小さな罪)>飲物や甘い物の盛り合わせ?
La promesse des amoureux(訳:恋人の約束)>??大謎です!
など、フランス人でも迷わせる料理名が色々のメニューがありますが、
皆さん、料理をなんとなく想像できますか
ただ、フランス人は、日本の食品サンプルがとても魅力的に見えます。実際に、見てお腹が空いていきますし、その店で食べてみたいと思います。
私は以前、日本のお土産として、マグネットの寿司ネタを何個か持って行ったら、フランスのみんなからもっと欲しいと言われました。
またイヤリングとして、食品サンプルをつける人もいます。皆さんも、もしフランス人のお土産で何か考えていたら、食品サンプルのキーホルダーや、ストラップ、イヤリングなどあげると面白がって喜ばれますよ。
*今年度の「ここがスゴイよ日本」の連載は今日で終了となります。50回目に達成できて、とても嬉しくおもっていますまた2014年度も続けて書いていきますので、皆さん、どうぞよろしくお願いします。