オルファのここスゴ69回目:日本建築の発想がスゴイ

Ecom講師 Olfa

皆さんおはようございます!Ecomのオルファです。

今日は久しぶりに「ここスゴ」の記事を書いたので、ぜひ読んでください^_^

今日は、世界中で有名な日本文化がテーマです。

皆さんもきっと既に知っていると思いますが、日本建築における空間の設計や整備のことです!

私は母国フランスで美術の学校に通っていたため、建築の勉強も少ししていました。

その時にはいつも、授業や本で同じネタが出てきました。それは「日本の建築家がスゴイ」ということです。

もちろん、世界中で傑出した建築が存在し、様々な国の優れた建築家が活躍しています。

ただどうしても、それらとは別に「日本にはひときわ優れた、並外れた建築の考え方がある」と海外では思われています。

それは何故でしょうか?

日本は世界一「環境を越えた建築ができる」国です。

ご存知の様に、日本では何かを建築する時に色んな不自由があります。

色んな災害が発生するので、安全な環境に建物を作らないといけません。

東京などの大都市は場所が狭いので、好きな形の建物を自由に建てることは難しいです。

ただ、このような制約に関わらず、日本では素敵な一戸建ての家や前衛的な建物が作られています。

例えばこちらは、東京都杉並区の「堀之内」です。

外と中の様子を見て、土地の面積と部屋のスペースを比べてみてください。

建築家の発想力が素晴らしくないですか?

 

オルファのここスゴ69回目:日本建築の発想がスゴイ

私は、フランスの建築家で尊敬する人が多いです。

ただフランスの建築と言えば、まずは場所の広さが特徴です。

「自由なスペースがあれば立派な建築ができる」というのが、フランスっぽい考えですね。

金銭、空間、時間など全ての自由が揃っている環境で、自分のスキルを発揮して素晴らしいものを作ります。

ただ、よく考えると「余裕がないとできない」というのは「技術」とは言えないのではないでしょうか。

現場の足りないものや不自由といった状況に応じて解決方法を見つけ、そして素晴らしい建築を作り上げる力が本当の建築家の才能ですね。

フランス人建築家が日本人建築家を見て

「L’imagination n’est pas une question de place.」(発想はサイズと関係ない)

という表現を残しています。

日本人には当たり前かもしれませんが、「豪華で大きけば大きいほど良い」というフランス建築の概念からすると、大変びっくりします!

「スペースがないから広そうな部屋が作れないのは当たり前」という考え方でなく「スペースがないからこそ、それを利用した技術で作ろう」という頑張りによって、日本建築は世界の見本になりました。

日本人は何でも、厳しい環境に対応するのが得意ですね^_^

こちらは兵庫県の「灘ハウス」です。

シンプルな木製で、自然な感じがして綺麗ですね!

 

オルファのここスゴ69回目:日本建築の発想がスゴイ

 

 

オルファのここスゴ69回目:日本建築の発想がスゴイ

 

日本人の皆さんは、日本の建築についてどう思いますか?

ぜひ意見を教えてください!

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