ドイツでは春4月になっても雪が降る?「Aprilwetter」の秘密

Julia Ecom(イーコム)

皆さんこんにちは、Ecomのユリアです

ドイツでもついに、「der Frühlingsanfang」(春の始まり)が来たそうです!

「Frühling」は、天気が暖かくなって花がキレイに咲き、寒い冬が終わるというイメージです。

ですが4月にドイツに行くと、日本人がびっくりすることがあります。

それは、天気がバラバラなことです。

ドイツの4月は天気がとても変化しやすいです。

例えば、

朝は暖かかったのに、夜になると急に雪が降ってきたり、その次の日はあられが降り、そのすぐ後に晴れたり

ドイツの4月の天気はずっと不安定です。

ドイツではこのような天気を「Aprilwetter」と呼んでいます。

この時期にドイツに行くと、「Das ist heute ja ein richtiges Aprilwetter」(今日はさすが4月の天気ですね)という言葉が聞こえてきますが、これは「天気がよく変わる」という意味です。

「Aprilwetter」が起きるのは、ドイツの地理のためです。

冬の間は、地面と海の両方がとても冷たいです。

それが4月になると太陽がどんどん高く昇ってきて、地面は温まってきます。

しかし、海はまだ冷たいままです。そのため、地面の暖かい空気が空へ上がって海の冷たい空気と混ざると、空気がぶつかって天気が変わりやすくなります。

このため、ドイツでは4月に色々な天気になるそうです。

天気が一番不安定なのは4月ですが、5月の終わり頃まで、また秋にも「Aprilwetter」みたいな天気はあります。

その時も「Das ist ja wie Aprilwetter」(四月の天気みたいに)という言葉を使いますよ。

この時期にドイツへ行くなら、厚いコートと薄いシャツ、レインブーツとサンダルなど、服がたくさん必要になります。

スケジュールも予定通りうまくいくかは、わからないですね。

ドイツ人自身も、「Aprilwetter」には慣れていません。

私も、とても良い天気だったのでシャツだけで外に出たのに5分後に雨が降ってきた、というような経験は何回もあります(笑)

日本は海に囲まれているので「Aprilwetter」があまりないと思いますが、どうでしょうか?

ぜひ教えてください!

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