ドイツで暮らすには、生活費がいくら必要なのか?(後編)

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こんにちは、Ecomのユリアです。この前、ドイツの生活費がどのくらいかかるかお話しましたね。地域によって家賃や生活費は異なりますが、平均を計算しました。

ただ、よく忘れてしまうのは家賃以外の電気・水・ガスといった雑費です。
そこで今日は、ドイツで一番大きな「Süddeutsche Zeitung」という新聞の情報を使って、そのような料金がどのぐらいかかるかについて書きたいと思います。

 

ドイツで暮らすには、生活費がいくら必要なのか?

 

ちなみに、こちらに書いてある値段は全部平均の価格です。

 

その1:「Duschen」(シャワー)

 

ドイツ人は平気で10分間のシャワーを浴びて、約150リットルのお湯を使ってしまいます。
150リットルの水は0,20 Euro(=20円)だけですが、それは水道管から出てきた水しか計算していません。というのも、ドイツでは水を2回払わないといけない状態なんです。2つとは、水管で出る水と汚水管に入る水です。普通、汚水管に入る水の価格の方が高くて、そちらは0,23Euroになります。水を温めるためにはその他に、0,70Euro(=70円)が必要です。だから全部で、一回のシャワーは1,10Euro(=110円)になります。
毎日シャワーを浴びると、一ヶ月で33ユーロ(3300円)です。3人家族の場合、シャワーは高級品になると言えますね。ちなみに、トイレの洗浄は一回につき約9リットルの水で、2Cent(=2円)かかります。

 

その2:「Heizung」(ヒーター)

ドイツで「Heizung」を使う方法は三つあります。「Gas」(ガス)「Strom」(電気)「Öl」(石油)です。この中で一番安い方法は「Öl 」(石油)です。1980年頃に建てられた15平方メートルの部屋を温めるとしたら、1,3リトルの「Öl 」(石油)が必要で、一日0,65Euro(=65円)かかります。一ヶ月では19,5Euro(=約2000円)になりますね。
ガスを使用している人は「Öl」(石油)の値段よりも30%多く払わないといけません。一番高いのは「Strom」(電源)で、一日で2,11Euroになります。

 

その3:「Licht」(電灯)

電気ランプには約75ワットの電力が必要と考えたら、一時間電気をつけると1Cent(=1円)かかります。電気の場合は月額の基本料金も払うので、一番暗い冬の夜は平均で0,70Euro(=70円)になります。

 

その4:「Staubsaugen」(掃除機)

アパートの家の中を掃除したら、45分くらいかかります。2000ワットの掃除機で掃除したら、24Cent(=24円)です。1週間に1,2回ならそんなに高くないですが、毎日だったらちょっと高くなりますね。

 

その5:「Herd」(レンジ)

ドイツの「Herd」は、ホットプレートとオープンで成り立っています。「der Herd」は普通のコンセントを使わずに、重電機になっています。180度のオーブンを一時間使うと、約0,32Euroかかります。「Herd」のホットプレートを使うと、30分で15Centになりますが、蓋を付けないで鍋を使うと3倍の電気が消費されてしまうそうです!

 

その6:「Müll」(ゴミ)

ドイツではゴミ料金を、別に払う必要があります。ゴミ箱レンタルの値段で、120リットルのゴミ箱は4人家族の分で一日平均1,03Euroを払わないといけません。

みなさん、どうですか?ドイツは日本とくらべて家賃が安いと思いますが、それ以外のこういった価格はドイツの方が高い感じがします。
私は日本でずっとアパートだったので、自分の家を持ったらどれくらいのお金がかかるのか想像できません。日本も高いのかな?

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