ドイツのクリスマス定番お菓子「シュトレン」の厳しい審査

Julia Ecom(イーコム)

みなさん、お元気ですか?Ecomのユリアです。今日はクリスマスイブですね!日本の様子はどうですか?やっぱり、イルミネーションはキラキラしていますか?
去年のクリスマスシーズンには、ドイツのクリスマスに関する記事をたくさん書いて、カウントダウンをしました。その時、ドイツの”Stollen”というお菓子を紹介しましたね。(読んでいない方はこちらからどうぞ!)

ドイツの中にも様々な種類のStollenがありますが、一番高く評価されているのは私の故郷ドレスデンの”Christstollen”というブランドです。
Dresdner Christstollenのブランドはとても厳しくて、ある基準をクリアしないとDresdner Christstollen(ドレスデン製のシュトーレン)を名乗ることはできません。

 

stollen3
Dresdner Christstollenはドレスデンの周りで製造されて、中に入っている材料も厳しくチェックされています。例えばStollenの中にマーガリンのような人工物や防腐剤、香料などを入れてはいけません。
このような基準は、Die Stollenprüfung (シュトーレンの考査)というシステムによってチェックされます。
Die Stollenprüfung は毎回、ドレスデンにある130のケーキ屋さんが12回もある審査に参加します。そして12個の審査をクリアしたら、ドレスデンの街公認のDresdner Christstollenというサインを使うことができます。

 

stollen

 

私のお姉ちゃんは今ドレスデンに住んでいるのですが、11月末にデパートへ行ったらDie Stollenprüfung (シュトーレンの考査)を生で目にしたそうです。その時、周りに歩いていた人に試食してもらうためにStollenを配って、味をチェックしてもらったそうです。お姉ちゃんも、クリスマスが終わるまではStollenもいらないと思うくらいたくさん食べたそうです(笑)

 

stollen2

 

ちなみに、その時のケーキ屋さんは試験に合格したみたいです!おめでとうございます!

こうしたチェックを受けるだけあって、Dresdner Christstollenはとても美味しいですよ!本当にオススメです^^
ラッピングの上にさっきのサインがあれば、厳しい試験を乗り越えた本物のChriststollenだと分かります。ドレスデン以外の地域でも売っているので、ドイツに行く機会があればぜひ食べてみてくださいね。
メリー・クリスマス!

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

7 thoughts on “ドイツのクリスマス定番お菓子「シュトレン」の厳しい審査”