ドイツのホームレスサポートシステムdas Nachtcafe(夜カフェ)

みんなさん、guten Tag! Wie geht es Ihnen?イーコムのユリアです。
ドイツと日本は社会主義型の高福祉国家で、一応全ての国民はミニマムな生活の拠り所がありますが、ドイツでも、日本でもホームレスがいます。


ただドイツのホームレスのほうがが多い気がします。ドイツの人がホームレスになる理由は色々ありますが、ドイツで家無しで住むのは間違いなく大変です。春、夏、秋は、なんとか外で暮らすこともできますが、ドイツの冬はとてもとても寒くて、寒い冬のホームレスはサバイバルが大変です。時には凍死のニュースも出るほどです。一般にホームレスの人たちは、特に便利な駅に集まってしまいます。

しかし、一般の鉄道のお客さんからしたら、ホームレスは迷惑に感じると思います。警察を呼んでも、ホームレスは移動できる場所がなくて、いつもそうした暖かい駅に時間が経てば戻ってしまいます。そこで、ドイツの鉄道局は、ホームレスを上手く支援、バックアップをするためこちらの掲示を作りました。どうですか?文章の意味はわかりますか?ドイツの鉄道局は、なるべく丁寧に書こうと気を使って「obdachlos」(ホームレス)ではなく、「無居住者」という単語を使っています。こちらのお知らせは「無居住地者への情報」というものです。

ドイツ鉄道は、ドレスデンにある「Diakonie」(ディアコニー)というドイツの福祉団体とプロテスタント教会の「das Nachtcafe」の名前を掲示によって知らせています。「Das Nachtcafe」は教会の中にある、宿泊設備です。「Das Nachtcafe」には、シャワーを浴びることができるし、朝ごはんと晩御飯も手に入るし、一番大事なのは、温かいベッドがもらえます。 夜20時から朝7時までが開いているので「das Nachtcafe」(夜のカフェ)の名前が付けてあります。 無料ではないですが、お得な1ユーロ(120円くらい)で入ることができます。毎日同じ場所ではなく、曜日によって、異なっている教会のサービスです。

こちらの教会によるNachtcafeのおかげで、ホームレスは寒い夜でも休泊所があって、凍死に至ることもないです。
日本でも、ドイツ見たいな「Nachtcafe」がありますか?

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