ドイツの名文、諺『時がくれば、助言がくる』

Julia Ecom(イーコム)

Guten Tag! Wie geht es Ihnen? Ecomのユリアです。突然ですが、皆さんは今悩んでいることがありますか?

人それぞれ、色々な悩みがあると思います。けれど、焦るのもよくないですよね。そこで今日は、ドイツのアドバイスを紹介したいと思います

ドイツの名文、諺『時がくれば、助言が来る』第6回

Kommt Zeit, kommt Rat
(時がくれば、助言がくる)

意味

簡単に言うと、「時間がたつと分かることがある」となります。様々な課題や困難に対して、皆が自分なりの方法で挑むと思います。ただ、その方法の良し悪しや結果については、しばらく経ってから分かってくることがある、という意味です。困難に陥っている時は心に余裕もなくなって、周りが見えなくなってしまいますからね

この言葉は、それ以外にも意味があります。「近い将来のことを考えても、その間に自分の気持ちや周囲の環境が変化することが頻繁にあるから、くよくよ悩んでいても仕方がない」というメッセージです。例えば「どこの大学に入ろうか」「いい就職先が見つかるだろうか」などと、将来に悩んでいる人に対して使えます。将来のことは誰にもわからないと割り切って、今を一生懸命過ごせば良いという考えですね。

私も高校を卒業した後、将来どうなるのかという心配がありました。けれども、今の私はその時立てていたプランとは全く違う人生を歩んでいます。私はこの言葉には、最近知った日本のことわざ、「人間万事、塞翁が馬」と同じような意味もあると感じます。どんなに困っていても、時間がたつといずれ解決されるはずですので、心配しなくていいんです。そう考えると、ちょっと元気が出てきました!

皆さんも、何か困っている時や悩んでいる時はこのフレーズを思い出してくださいね。

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