こんにちは!EcomのJuliaです。
みなさんは誰かと喧嘩した時に、「もっと早く許した方がよかった」「喧嘩を早く終わらせればよかった」と思ったことはありますか?
ドイツ人もそのような残念な気持ちになるので、今回紹介する諺ができました。
第31回
“Der Klügere gibt nach.”
(頭の良い人は譲歩する)
★意味★
「Der Klügere gibt nach」を翻訳すると「知恵者が譲歩する」という意味になります。これは特に、喧嘩をしている時に大事な特徴を表しています。たまには自分の意見でなく他人の意見を受け入れた方が良い、妥協する用意が必要という意味が入っています。
ただし、ずっと譲歩する人は弱くて馬鹿な人だと思われちゃう可能もあります。なので、小さな問題がある時に使えるフレーズです。喧嘩が続いても大体の場合は解決できないので、誰かが自分から喧嘩をやめようとしないといけません。それができる人は賢い人だと考えて「Der Klügere gibt nach」というフレーズが出てきました。日本には「長いものには巻かれろ」という諺がありますが、それと少し似たニュアンスもあります。
こちらのフレーズを使う一番の機会は、兄弟喧嘩でしょう(笑)
お母さんがお兄さんに「弟と喧嘩をするのはやめてね!」と言います。でもお兄さんはおそらく「なんで?弟の方が悪いもん!」と返すでしょう。その時に「そうかもしれないけど、あなたの方が年上で頭が良いのだから『Der Klügere gibt nach』よ」と言えます。
他にはカップルの喧嘩や道で会った知らない人とのトラブル、仕事のスタッフとのシンプルな問題などにも使えます。
私も弟がいるので、このフレーズは何回も言われたことがありますよ!(笑)
2 thoughts on “ドイツの名文、諺『頭の良い人は譲歩する』”
Sie haben ganz richtig. Ich auch denke, dass “Der Klügere gibt nach.” ist richtig nur für kleine Konflikte zwichen Person und Person (besonders in Deutschland und Japan). Vor sehr kurzem habe ich gelernt, dass die Wort ist gar nicht richtig für große Konflikte von Nationen (besonders über territoriale Angelegenheit Inseln).
Lieber Herr Koala,
vielen Dank für Ihre Nachricht.
Sie haben ganz Recht, für Konflikte zwischen Personen ist “der Klügere gibt nach” eine sehr gute Lösung.
Jedoch ist diese Redewendung für internationale Konflikte nicht die beste Lösung.