ドイツの犬が紐をつけないのは「犬の学校」のおかげ?

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、EcomのJuliaです!
ドイツに住んでいる日本人の友達が、あることに驚いていました。
それは、犬を散歩に連れて行く時に、犬がヒモに繋がれず自由に歩いていることです。犬たちはリードなしで外を歩いているのに、あちこちへ逃げることもなく、飼い主の隣をきちんと歩いています。離れていても名前を呼べば、犬はすぐ戻ってきます。これを見た友達に「すごい!一体どうやって教えているの?」と聞かれました。私は「え?普通じゃない?みんなHundeschule(犬のための学校)に通っているからだよ!」と返したら、友達をもっとびっくりさせてしまいました(笑)
逆に私は、日本に「Die Hundeschule」のシステムがないこと知らなかったので驚きました!

そこで今日は、ドイツのHundeschule(犬のための学校)について詳しく説明したいと思います。
「Die Hundeschule」では犬だけじゃなくて、飼い主も教育を受けます。生後8週目からの子犬と一緒に、週に1,2回学校へ通うのが望ましいです。ただもちろん、大きくなった犬でも参加できます。

 

ドイツの犬が紐をつけないのは「犬の学校」のおかげ?
「Die Hundeschule」の目的は、社会に優しい犬を育てることです。人間と他の犬を怖がらない、落ち着いた犬が理想的です。そのため、子犬の時から日常の状況に慣れる必要があります。飼い主は犬の行動に影響を与えるので、飼い主も含めて二人で一緒に通います。飼い主の場合は、犬のボディーランゲージを学んだり、犬を飼うことについて指導を受けたりします。
学校の授業では他の飼い主や犬たちと集まって、先生の言う通りに犬を「Sitz!」(お座り)などの簡単な言葉で指揮します。他にはうるさい車、犬を触りたい子供、見たことがない大きいものなどに慣れるために、様々なプログラムがあります。飼い主だけでなく、犬も周りの犬とのコミュニケーションを学ぶことができます。
犬を飼う経験が豊富な人は大丈夫ですが、あまり慣れていない人は「Hundeschule」に通うことが勧められています。そうすると落ち着いた犬が育てられて、飼い主も犬との生活をもっと楽しめるようになります。
もちろんドイツでも、飼い主の話を聞かずに甘やかされて育った犬がいます。しかし大体の犬はうまく教育されて、電車に乗ったり公園で自由に走ったり、スーパーの前で待っていたりしても問題ないです。このような学校を作ることによって、ドイツは犬の楽園を目指しているのかな?(笑)
日本で犬を育てるのとは、大きく違いましたか?ぜひ教えて下さい!

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