ドイツの面白い言葉:Hans-guck-in-die-Luft(上を向いたハンス君)

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こんにちは、Ecomのユリアです。今日も、ドイツ語の面白い言葉を紹介しますね!
今日は動物でも食べ物でもなく、ただ事実を説明するフレーズです。今回は人間を説明する呼び方で「Hans-guck-in-die-Luft」という名詞です。「guck in die Luft」を直訳すると「空気(空)を向いている」なので、「上を向いている」という意味になります。
最近はあまりポピュラーではないですが、「Hans」は昔の一般的な男性を表しています。「上を向いているハンス君」とは、はどんな人の呼び方でしょうか?将来を夢見る男の子?それとも、小さいから人と話す時には上を見ないといけないのかな?

 

ドイツの面白い言葉:Hans-guck-in-die-Luft(上を向いたハンス君)
「ein Hans-guck-in-die-Luft」(上を向いているハンス君)は元々、Heinrich Hoffmanという子供向けの絵本作家が作ったストーリーでした。
その話の中では「Hans」という男の子がいて、学校に通う時にちゃんと道を見ていなくて、ずっと空にいる鳥などを見ています。目の前を見ていないため、犬とぶつかったりします。絵本の終わりには川の中に落ちて、魚に笑われてしまいます。

ドイツの面白い言葉:Hans-guck-in-die-Luft(上を向いたハンス君)

 

そのため「Hans-guck-in-die-Luft」はそそっかしい、目の前が見えていない子の呼び方になりました。この言葉は大人にも使えますが、基本的には小さな子供へ使います。そもそも、子供のほうがこういう人は多いですからね。
外に出かける時、前を見ていなくて人や物にぶつかってけがをする子は「Du bist ein Hans-guck-in-die-Luft」と言われています。
ちなみに最近は、空よりもスマホの方がその現象をイメージしやすいですね。将来はきっと「Hans-guck-auf-das-Smartphone」(スマホを見ているハンス君)というフレーズが流行うすると思います笑

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