ドイツの面白い言葉:Schürzenjäger(エプロンの狩人)

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こんにちは、Ecomのユリアです。
今日紹介したいドイツ語の面白い言葉は、男性を呼ぶ時に使う「der Schürzenjäger」です。「die Schürze」はエプロンで、「der Jäger」は狩人という意味です。「エプロンの狩人」は一体、何を狩っているのでしょうか?
エプロンは料理などの時に服が汚れないように着る物ですが、昔はワンピースのことも「Schürze」と言われていました。「Schürze」を着る人間は、女性ですよね。「der Jäger」は動物をゲットするのが目的ですが、多くの場合は遊びのためです。しかも、狩られる動物の方は、自分が餌だという意識がありません。

ドイツの面白い言葉:Schürzenjäger(エプロンの狩人)
「der Schürzenjäger」は、女性を狩ろうとしています。彼は女性をゲットするためチャーミングな仕草をしたり、女性に「あなたが大切だ」と言ったりします。ですが、実際その女性は彼にとって特別ではありません。男性にとって彼女は餌と同じで、狩ることだけが楽しいのです。そのため、実際その女性から愛されるようになったらすぐ、彼女を捨ててしまいます。そういう人はドイツで「Schürzenjäger」と言われています。女性の友達の中ではよく「Pass auf, er ist ein der Schürzenjäger」(気をつけて、彼はエプロンの狩人だからね)というアドバイスを聞きます。「彼はただの遊び人で、あなたのことを別に好きではないよ!」という意味が入っています。「der Schürzenjäger」の代わりに「Herzensbrecher」(心を壊す人)という言葉もよく使われています。
ドイツだけでなく、どこの国に行ってもこのような言葉はあるのでしょうね…。

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