Guten Tag! みんなさん、お元気ですか?
最近日本は本当に熱くなってきましたね。
私も、こんなに熱いのには耐えられず、ずっと扇風機をつけて、生活をしています。
ドイツに行ったことある方は知っていると思いますが、ドイツでは、実は、魚はあまり食べられていないです。魚の人気が少ないため、ドイツのレストランに行っても、どんな魚が使われたかを書かずに、「魚料理」としかメニューに書いていないです。日本だと、魚の名前、たくさん料理にでてきますよね。
ドイツでは海が少なく、海の魚を食べる機会が全然なかったからだと思います。
そんな魚とは縁の薄いドイツですが、ある魚だけはよくドイツの料理の中によく使われています。
その魚とは「der Hering」(にしん)です。 にしん(Hering)は海の魚です。
海でとった後、ドイツ中に発送していくので、フレッシュなHering食べられることはほとんどなく、漬物として食べる習慣があります。今日は、その3つの代表的なニシンの漬物調理法を紹介したいと思います。
①ニシンの酢漬け
にしんの料理の中で、こちらがドイツ人に一番人気がある食べ方だと思います。
日本でも、結構食べる機会があるかもしれないですね。酢、油、玉ねぎ、芥子粒とローリエのマリネに魚を漬けます。マリネの魚はBismarck Hering(ビスマルクのにしん)と呼ばれています。
有名なプロイセン王国首相のビスマルクは特にこちらの食べ物が好きで、その結果、料理に彼の名前を付けたみたいです。Bismarck Hering(ビスマルクのにしん)を材料にして、それをパンにのせて食べたり、ジャーマンポテトと一緒に食べたり、あるいはRollmopsの料理にも使えます。Rollmopsは漬物のにしんを巻いて、その中に、玉ねぎとピクルスを入れます。特に二日酔い防止によく食べられています。
②ニシンの焼き漬け
こちらのニシンの食べ方は、日本人には、面白い食べ方だと思いますが、とってもおいしくて、絶対日本人にも人気になると思っています!
Bratheringは、直訳で「焼きにしん」ですが、実はこちらも漬物なのです。
にしんを小麦粉つけて、油でよく焼いてから、その後にマリネにつけます。
酢、水、砂糖、玉ねぎ、ローリエとスパイスのマリネにつけます。
冷たくした後、パン、ジャーマンポテト、マッシュポテト、ゆでジャガイモと一緒に食べます。
Brathering(ニシンの焼き漬物)は缶詰めで買えるので、お土産として日本に持って帰ることもできます。
③ニシンの塩漬け
酢の漬物以外、食べ物が腐らないように、塩漬けもあります。 にしんはもともと油が多い魚なので、塩漬けで食べるのは、あまり健康的ではないと思いますが、とてもおいしいです!
特に、15%ぐらいの脂肪分がある、若いニシンが使われています。
まず5日ぐらい塩水につけます。
塩漬けしたニシンはMatjes(マトイェス)と呼ばれます。
Matjesは、パンやジャガイモと食べられています。
他の食べ方は、ピクルス、玉ねぎとリンゴが入っている生クリームソースの料理にもよくあいます。
その料理は Sahne Hering/Sahne Matjesだと呼ばれています。
実は、私は肉より、魚が好きで、ニシンも安くて、大学生の時によくニシンの料理を食べてきました。
みなさん、こちらのニシンの料理の中に、食べたことあるものがありますか? もし機会があれば、ぜひ食べてみて感想をコメントなどで聞かせてくださいね!
2 thoughts on “ドイツ人の心の友魚「der Hering」(ニシン)について”
ドイツではあまり魚を食べないと聞いて、少し驚きました。
まぁ、ビールにはソーセージの方が合うのでしょうか。
調理の仕方にも違いが伺えて面白いですね。
Ogawaさん、コメントありがとうございました。
ドイツにも魚が食べられていますよー日本と比べたら、非常に少ないですけどね。