ドイツ鉄道のder Kinderbereich(子供車両)

Guten Tag ihr Lieben! おげんきですか?イーコムのユリアです。今日は、私も意識していなかった、ドイツのあるサービスを紹介したいと思います。
「ココスゴ」のコーナーで、「日本の新幹線がスゴイ」について、書いたことがあります。相変わらず、日本の新幹線がすごいと思いますよ! ですが、ドイツの電車に採用されていて、日本の電車にはまだないと思うシステムがあります。


それは電車の「der Kinderbereich」です。「die Kinder」は複数で、「子供たち」の意味で、「der Bereich」は「域」や「区画」です。
したがって、「Der Kinderbereich」は「子供むけの区画」となり、子供がいる家庭向けの電車の区画です。このDer Kinderbereich(子供区画)には二つの種類があります。

3歳未満の子供向けと、3歳以上の幼稚園年齢から小学校の年齢までです。ICE(ドイツの新幹線)などは、食堂車の近くにあり、子供を連れての移動も便利です。
また、下記のようなメリットもあります。

・他の家族たちと旅行ができます。子供がうるさい時があっても、普通のお客さんより理解ができると思います。
・子供区画は入り口のすぐ側のため、トイレと荷物置き場の近くにあり、荷物が多い家族と何回もトイレに行かないといけない子供たちには便利です。
・席予約は一人当たり(普通に5ユーロ)ではなく、家族全体で一つ買うお得な9ユーロになります。
・赤ちゃんのため、おむつ交換台があり、離乳食を温める機械も準備してあります。
・子供たちのため、特別なスペースがあります。
もちろん自由に遊ぶためのもので、ぐるぐる歩くこともできます
・ベビーカーの止め置き場もあります。もちろん限られていますので、可能ならベビーカーを控えてもらえることをドイツ鉄道は推奨しています。

どうです?便利じゃないですか!私はあまり知らない電車区画でしたが、駅のホームを歩いた時に、外から、ゲームテーブルを見て、電車の中なのになんだろう!と思って調べて気づきました。

家族と旅行するのは、ストレスが高いものだと思いますが、「der Kinderbereich」があるなら、もうちょっと楽になるでしょうね。
日本でも、子供向けの電車室がありますか?
日本の飛行機ですと、ポケモンジェットが有名で、海外でも知られていますよ。電車はどうでしょうか?

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