みなさん、こんにちは!EcomのOlfaです。いよいよ、「ハラール」シリーズの最終回です。これまで食事やビジネスにおけるハラールのポイントを話してきましたね。
今日は、日常生活におけるハラールについて話したいと思います。ムスリムのことはご存知ですか?
以前ラマダンがきっかけで話した「ムスリムは必ず身に付けて欲しい特徴」で「生活でのリズムの大切さ」や、「コミュニティ活動(連帯感)、そして「健康」などがあるとお話しましたね^^。
イスラム聖徒が日常的にやることと言えば、祈りです!祈りをするたびに、たった5分で力を抜き瞑想出来て、身体をゆっくり動かすちょっとした運動も出来て(体操みたいですね(笑)私は体操が大好きですよ)、そしてモスクかどこか祈りの出来るところに行って、人と出逢って、そのコミュニティの心を持つことが出来ますね。
祈りは上記全ての意味でムスリムにとって大事なので、ホテル、アパートなど泊まるところを探す時、「この宿は祈り出来る場所はありますか?」「モスクまではどのくらいの距離ですか?」「祈りのカーペットの貸し出しはされてますか?」などと聞いておきます。
そして簡単に出来ることのうちのひとつで、ムスリムの人は例えば、メッカに向かって祈りをしますよね、その方向は قبلة (キブラ)と言います。それだけ知っていたら、ムスリムの人が来て「祈り出来るところはありますか?」(もちろんお祈り専用のところが無ければ、それは「静かなところはありますか」という意味になりますね!)と聞かれた時に、「はい、そしてキブラはこの方向です。」と伝えてあげると相手は非常に喜ぶでしょう。
ちなみに、iPhoneでキブラ用のアプリがあって、ムスリムの間で人気がありますよ!
そしてムスリムはお祈りをする前に、水を軽く身体にかけます。それは神社に入る前の沐浴と同じです。それも知っておくと便利だと思います!
モスクの沐浴出来るところの様子です^^
皆さん、ハラール生活を「食べ物」「ビジネス」「日常生活」の三点で紹介しましたがいかがでしたか。是非それを知っておくとムスリムとの共同生活、協力は楽しくなると思います!どうでしたか?意見、感想を是非教えて頂ければと思います。
One thought on “イスラム教の食事のルール「ハラール」って何?(後編)”
遠いけどシルクロードを通してしっかりつながっている日本とアラブ。
他の誰かがいるところで、自分だけ食べるのが失礼だとか、お土産を必ず買ってくるとか、アラブと日本はとても近いですよ。