フランスは、無名のアーティストがたくさんいる街として知られています。特にパリには、ヨーロッパ、アジア、アメリカなど色々な地域からアーティストが集まります。画家や音楽家、舞踏家など様々な人が広場の前に集まって、面白いパフォーマンスを見せてくれます。日本でも公園でパフォーマンスしている人がいますよね。
その中でも、アーティストが集まる有名な場所がいくつかあります。そこではたくさんの人がショーを見るために集まっています。フランス人はパフォーマンスを見ることが大好きなんですね!
そこで今回は、パリでパフォーマンスを見ることができる場所BEST3を紹介します。
1)Beaubourgボブール(パリ現代美術館)前の広場
パリの4区にCentre Georges Pompidou(ジョルジュ・ポンピドゥー国立美術文化センター)という現代美術館があります。この美術館は名前が長いので、フランス人はBeaubourg(ボブール)という、美術館が位置する区画の名前で呼んでいます。この美術館は世界的に有名で、観光客がとても多いです。ちなみにこの広場のことはLe Parvis de Beaubourg(ロ・パルヴィ・ド・ボブール)と言います。
右の写真は、ボブールの広場にいたアーティストです。彼はカナダのケベック州から来ているそうです。古典主義時代の作品が好きらしくて、チョークで色々な絵を描いていました。この絵はオランダの画家、ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」ですね。とてもそっくりですね!
2) Le Sacre Coeur(サクレ・クール寺院)
パリのモンマルトルという地域には、サクレ・クールという有名な寺院があります。この寺院の前にはとても長い階段があります。
(なんと、237段もあるそうです!)
この長い階段の途中には色々なアーティストがいて、階段を上がる観光客の気を引こうとしています。そのおかげで、階段を上がることも楽しめますね!
ただ、ものを売ってくる人もいるので、興味がなかったらそういう人は無視してオッケーですよ!
私が2年前Sacre Coeurに行った時には、階段の横にある高い柱の上でサッカーのリフティングをしている人がいました。柱の上でずっとボールを落とさないでリフティングしていたのでとっても印象的でした!
彼はIya Traore(イヤ・トラオレ)という、ギニア出身の25歳の留学生です。毎日Sacre Coeurでこのパフォーマンスをしていて、観光客や地元のフランス人の間では有名です。
そして最近、彼のパフォーマンスがインターネットで話題になって、大人気になりました!そのおかげでテレビに出演したり、元大統領のJacques Chirac(ジャック・シラク)からElysee(エリゼ宮殿)に招待されたりしています。すごいですね!
3)Notre Dame(ノートル・ダム大聖堂)
ノートル・ダム大聖堂の前の広場も、色々な地域からアーティストが集まります。他の2つよりは人数は少ないですが、パフォーマンスの種類が少し変わっています。ノートル・ダムの前の広場は他の広場よりも広いので、火を使ったパフォーマンスや大きな動きをする曲芸師などが集まります。また、とても静かなのでパフォーマンスに集中することができます。
ノートル・ダム大聖堂は周りも綺麗なのでぜひ行ってみてください!
補足情報:
他の国と同じくフランスでも、パフォーマンスを見た後にTips(チップ)をあげる習慣があります。もちろんいくら払うかは自分次第ですが、フランス人は2,3ユーロ~5ユーロ(1ユーロは100円)を渡すのが普通ですね。
パフォーマンスに感動した時には、10ユーロくらいあげる人もいます。
フランスに行った時には、ぜひこの3ヶ所を見てくださいね!きっと素敵なアーティストと出会えますよ!
A bientot!
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