パリの地下鉄はフランス中の芸術家が集まる観光スポット！

皆さんこんにちは、EcomのOlfaです。

この間のブログで、パリの広場には色々な芸術家が集まると書きましたね。
実は、パリでは広場だけでなく地下鉄も、芸術家が集まることで有名です。パリの地下鉄には、ほとんどの駅に音楽家がいます。駅の前や駅の中、ホームはもちろん、車両の中にもいます！

日本の電車では通話も禁止ですし、皆静かにしていますよね。それとは正反対です(笑)
ただ、フランス人の間でも「私は電車の中ではゆっくりしたいから嫌だ」という意見もあれば、「面倒な移動が楽しくなるから最高」という意見もあり、電車内の音楽家への好き嫌いはわかれています。

この音楽家たちは色々なバックグラウンドを持っています。
貧乏で生きるためにやっている人もいれば、音楽家を目指す若者もいます。
また、地下鉄でパフォーマンスをする人は皆まとめて音楽家と呼ばれていますが、音楽家以外にも歌手やお笑い芸人、演劇家など様々な人がいます。

私が見た中で一番面白かったのは、大学帰りの地下鉄でいきなり「Bonsoir je m’appelle Fran」(こんばんは、私はフランです)　自己紹介を始めた人です。
彼はお笑い芸人を目指しているフランス人で、その時乗車していた全員を笑わせていました！

でも、なぜパリの地下鉄に芸術家が集まるようになったのでしょうか実はパリに住んでいる貧しい音楽家が、暖かいところに物乞いをするために地下鉄で活動したことから、色々な芸術家がパフォーマンスをするようになりました。
最近では地下鉄内で人気になった音楽家が、SNCFという地下鉄会社に採用されました！
乗客からお金を取ることをやめる代わりに、会社がちゃんと給料を払ってくれるそうです。