こんにちは、Ecomのオルファです。今日は先週に続いて、フランスで人気のあるボードゲームを紹介しようと思います。(前編はコチラ)
ちなみにフランスでは、学校でボードゲームが遊ばれることもよくあります。特に、学校は終わってないけれど履修すべき授業がすべて終わっている時期(フランスでは大体6月中旬~末)はボードゲームばかりします。法律的には6月30日まで学校に通わないといけないのですが、この時期は毎日学校へ行って皆でLes jeux de sociétéをして遊んで帰ります。最高ですね^_^
その3:Mille bornes (1000キロ)
Borneとは道端にある、距離を表示する石です。”Mile bornes”は「1000キロ」という意味になりますよ!
このゲームは、フランスで一番よく売られているボードゲームです。「Mille Bornes」はフランスでは、勉強にも使う事のできるゲームだと思われていて、学校や図書館などにも置いてあります。
このゲームでは、誰が最初に1000キロ進めるかの勝負です。途中で相手を妨害するために、故障や事故、速度制限、赤信号などを与えます。そういった時に自分を守る修理、ガス、青信号、スペアタイヤといったカードもあります。
とても面白いゲームで、1954年に発売された時から色んなバージョンが作られています。2人から6人まで遊ぶことができ、年齢も関係ないので家族にピッタリのゲームです。
その4:Qui est ce? (誰ですか?)
最後は、Qui est ce?というゲームです。「Qui est ce?」はフランス語で「誰ですか?」という意味ですね。このゲームのルールはとても簡単なので、子供たちの間で非常に流行っています。
「Qui est ce?」は2人で遊ぶゲームで、自分のボードの前に描いてあるキャラクターをまず一つ選びます。相手もそうします。そして自分は質問をしながら、相手がどのキャラクターを選んだかを当てていきます。相手も同じように、自分がどのキャラクターを選んだかを当てようとします。
例:C’est une fille?(女性ですか?)
Oui >(はい) の場合→女性のキャラクターだけを残します。
Non>(いいえ) の場合→女性のキャラクターをすべて除外します。
キャラクターには名前がついているので、途中で答えがわかったらその段階で当ててもオッケーです!「C’est Marie ?」(マリだと思います) といった具合に!最初に当てた方の勝ちです。
とても面白くて遊びやすいし、子供は遊べば遊ぶほど人の特徴を説明する練習になるので、遊ぶ価値があるゲームですね!
フランスでよく遊ばれているボードゲームの紹介は以上になります。機会があれば、是非試してください。日本で有名なボードゲームは何でしょうか?