皆さん、お元気ですか?EcomのOlfaです!ずいぶん寒くなってきましたね!12月に入ってだいぶ経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか?
12月のイベントと言えば…やっぱり、クリスマスではないでしょうか?(笑)
フランスでは、11月中旬からピカピカしている光や飾りで町がにぎやかになりますが、12月に入るとさらにイルミネーションが豪華になり、どこに行っても「クリスマス」の雰囲気が楽しめます。
つまり、12月1日はクリスマスムードになる大事な日付です。
それを良く表しているのが「アドベントカレンダー」です!(仏:Calendrier de l’avant)。
Calendrier de l’avantは元々、隣のドイツの文化でした!昔は、待ち遠しさで興奮気味の子供たちをNoelクリスマスまで楽しませるように、絵を渡したり、チョコレートをあげたりしていました。最近は、小さなおもちゃを渡したりしますね!
私は子供の頃から、必ず毎年Calendrier de l’avantを12月1日に両親から貰っていました!(実は去年も友達に送ってもらったので、今年だけなくて、懐かしくて寂しいです(笑))。
フランスでは、Calendrier de l’avantがとっても安く(クオリティは高いですよ!)手に入れることができます!オシャレで流行のカラーのCalendrier de l’avant は500円くらいなのですが、普通のものは、1ユーロくらいで買えます(なんと約100円)!安くないですか?(笑)
それに、1日を過ぎたらさらにプライス・ダウンしますよ!
Calendrier de l’avantはクリスマスまでの日にち(1日~24日)を数えていくカレンダーです。毎日、その日の箱を開けていきます。
また、私も不思議に思っているのですが、Calendrier de l’avantは「1家族に1カレンダー」が習慣となっています兄弟姉妹が何人いても、カレンダーは一つだけです。例えば、一人っ子の場合には、毎日1個の箱を自分で開けられます。私の場合には、5人兄弟だったので、いつもMalekお姉ちゃんが1日で、Olfaが2日の箱を開けていました。妹のWiamが3日目と続き、次のOlfaの番は…そうですね、7日でしたよ^_^
最近、「安いなのになんで1人1個のカレンダーをくれなかったのだろう」と不思議に思って、友達に話してみたら「うわ~私もそうだった。私の番はいつも兄貴の次だったから、何回も兄貴に自分の箱に入ってたチョコレートを取られてて、とっても悔しかったよ!」と言っていました。(笑)
私の思うには、Calendrier de l’avantは「クリスマスまで待つ」と言うのが目的なので、子供に1人1個のカレンダーを与えたら、「待つ」「期待する」「我慢する」と言う体験が弱くなってしまいます。
そして、フランスではクリスマスは「家族が集まって一緒に過ごす」お祝いなので(皆さんのようにカップルで過ごしちゃダメですよ)、一つのカレンダーをあげることで、前もって「ものをシェアする」、「皆で一緒に使う、楽しむ」、「相手に譲る、相手のこと尊重する」と言ったことを学ばせることができます。
皆さん、Calendrier de l’avantをどう思いますか?私は全フランス人と同じように、大人になっていても「今年もCalendrier de l’avantが欲しいな」と思っています。
皆さんの中でも、Calendrier de l’avantを使っている人はいますか?