皆さん、こんにちは。Ecomフランス語のオルファです。
Ca va bien? お元気ですか?
フランス語名文のコーナーでよく話していますが、フランス人は話の中で色んなメタファーを使う傾向がありますね。
なので、勉強してフランス語を覚えた人でも意味のよく分からないフレーズが出てくる時があります。
例えばレストランに行くと、メニューに記載されている料理名はちょっと変です。
なぜなら、料理の具体的な説明ではなく、料理の雰囲気を感じさせるための名前(メタファー)だからです。
フランス人は慣れているので普通ですが、外国の方は、イメージが難しく驚くでしょう。
今回はフランスの新聞広告、オークション、不動産などを理解するために必須の仏語単語を紹介したいと思います。
ちなみに、新聞やサイトなどに個人で投稿されている広告は「Petites annonces」と言います。
では、始めましょう!
その1:Prix d’ami (友達価格)

皆さんは「Prix d’ami」(友価格)という言い方を聞いたこと、見たことありますか?
これは、フランス人が何かを売ろうとしている時に最もよく使っている言葉だと思います!
この言葉の意味、想像できますか?
皆さんは友達に物を売ろうとしたら、どうしますか?
できるだけ安くしてあげますよね?この言葉も同じ意味です。
この言葉の意味は、「知らない人には高く売る」というわけではありませんよ。
知らない人にも、友達であるように思って最安値にしていることを意味します。
そう言われても本当かどうかわかりませんが、お客さんの信頼を惹こうとするための言い方ですね。
フランス人の間では、非常によく使われています。
Vend OO à prix d’ami. (OOは友達価格で売っていますよ)という言い方ですね!
個人が掲載している値段は、もちろん交渉しながら値切ったりできます。
ただ「Prix d’ami」が書かれている場合は、極端に値段交渉を遠慮されます。
それだけ、友達価格だから、最初から安くしてあるよ ということですね。
もちろん、この「Prix d’ami」が明らかにお得ではない時は値切っても大丈夫です。


2 thoughts on “フランスのメタファー(前編)友達価格”