こんにちは皆さん!EcomのOlfaです!Bonjour!
冬の時期は寒いので、多くの人が電車やバスなどの交通機関を使いますね。フランスもそうですよ。
なので、フランスの交通機関でのマナーを紹介したいと思います。してもOKなこと、ダメなこと、ビックリすることなど…。日本とは違うこともあります。
以前、フランスの地下鉄にいる音楽家について少し話しましたが、こちらも参考に見てくださると嬉しいです。
ではまず今回は、電車の中でしてはいけないことを紹介します。
その:化粧をすることはNG
これは多分、一番じろじろ見られてしまう行動です。電車内で化粧をすることは、フランス人にとってはとても失礼なことです。
この間「フランス人女性のファション」の記事で少し話しましたが、フランス人は基本的に、化粧をあまりしません。
また、化粧をすることはとてもプライベートな行動で、自分の部屋や風呂場でしかやりません。それもあって、化粧はなんとなくシャワーや着替えに連想することだと感じられています。
そのため、フランスではお手洗いに入って化粧する女性はほとんど目にしません。
その:席を譲らないことはNG
フランスの電車には、優先席がありません。なぜなら、全ての席が優先席という考えだからです!よく見ると、席のそばに小さくハートマークがあって、その隣に説明が書いてあります。
というわけで、いつ、どんな席でも、自分よりも座るべき人がいたら席を譲ってくださいね!
ちなみに、フランスでの席の優先順位は以下のとおりです。
1:障害者
2:怪我人、病人
3:お年寄り
4:妊娠中の女性
5:赤ちゃんを連れた女性
6:一般女性
7:子供
1~5は日本と同じく、ルールです。また、6と7は特に決められていませんが、フランスのGalanterieでは当たり前のことなので、ほとんどの人に守られています。
座っている男性の前に女性が来たら、必ず「座ってください」(Vous voulez vous asseoir?)と言われます。
その:荷物を足元に置くことはNG
フランスの電車は、座席が写真のような四角形をしています。日本ではあまり見ない形ですね。
そのため、自分の横だけでなく目の前にも人が座ってきます。それを意識して行動してください。例えば、前の人をじろじろ見るのはダメですよ~。
また、自分のバッグや荷物を足元に置くことは失礼なことです。なぜならフランスの電車は、目の前に人が座るとお互いの膝が触れるくらい席が狭いです。それなのに自分の荷物を足の前に置くと、相手の邪魔になってしまいます。
そういう時は上棚を使うか、忘れるのが怖いなら、ももの上に置いてくださいね。
もちろん、前に誰も座っていない時は大丈夫ですよ^^
その:寝ることはNG
電車内で寝ることは、仕方のない時にはやってもいいですが、あまりフランスっぽくない上に少し危険なので、できる限り避けるべき行動です^_^
特に夕方や夜遅く、ガラガラの電車でぐっすり寝ちゃうのは絶対にやめた方がいいですね。
電車内でしてはいけない主な行動は以上になります。次回は、電車内でしても大丈夫な行動を紹介します。日本と違う所がたくさんありますよ。
ではまた^^
6 thoughts on “○○することはNG?~フランスの電車マナー(前編)~”
2018年4月にフランスに1週間滞在し、パリの地下鉄にも数回乗りました。優先席の表示を読んでその基準に驚いたことが2つありました。ひとつは傷痍軍人優先(フランスは現在海外の戦場に軍隊を派遣しているのを実感)、もうひとつは高齢者の優先基準がなんと75歳以上と明記してあること。フランスの老人はこんなにも元気なのかと驚きました。
コメントありがとうございます。
またどうぞよろしくお願いします。
>座っている男性の前に女性が来たら、必ず「座ってください」(Vous voulez vous asseoir?)と言われます。
恋人同士で座っていても男性の前に別の女性が来たら譲らないといけないんですか?
それは、必要ないそうですよ。
ただ、高齢者や障害者の場合、別で。