こんにちは、Ecomのオルファです。今日は以前の記事の続きで、日本人が見たらびっくりするフランス人の食事習慣を紹介します。(前編はコチラ)
まずは前回と同じく、パンの食べ方についてです!(笑)
その3:パスタと一緒にパンを食べる
フランスではパスタを食べる時も、パンと一緒です!給食の時も必ず毎回、パスタと一緒にパンが出てきました。私は「パンとパスタは同じ種類の食べ物なのに…」と思っていました(笑)
確かにサラダなどの料理と一緒にパンを食べると美味しいですが、パスタと一緒に食べるとお腹がいっぱいになりそうですね。
ただ、フランス人がパスタとパンを一緒に食べるのには理由があります。フランス人はソースのついた料理を食べる時、パンを皿に残ったソースにつけて食べます。そのためパスタを食べる時にも、パンが必要です。
また、パンはいつでも美味しい食べ物だと思われているので、もしその食事に満足できない場合にもパンを食べることができます(笑)
もしくは、自分の料理は満足して食べたけど、まだお腹が空いている場合はパンでお腹いっぱいにします。
レストランなどでパスタを頼んだ時に、パンが一緒に出てきたとしても驚かないでね。パンはサイドディッシュとして召し上がってください。
その4:アルコールで食欲を復活させる
次の変わった食事文化は”Le trou normand”(ノルマンディの穴)と呼ばれる習慣です。これは、アルコールを飲むことです!
食事をして「あー残念!まだ美味しそうな食べ物がいっぱい残っているのに。もうお腹いっぱいだよ…。」というシチュエーションはよくありますよね?
そういう場合、ほとんどの日本人は「お腹いっぱい~」なんて言って、周りの人は「無理しなくていいよ〜」と言いませんか?
フランス人は、可能な限り全ての料理を食べようとします。お腹いっぱいになっても美味しい食べ物が余っていたら、休憩を挟んで”Calvados”(カルヴァドス)というアルコールを一杯飲みます。このアルコールを飲むことで消化を助けて、また食欲を復活させることができます。
私は日本に来て、お皿に食べ物が残っているのに相手に「無理しなくていいよ」と言われて驚いた経験があります。フランス人からすると、食べ残すという行為は「美味しくなかった」と言っているようなものです。なので、美味しくなくてもせめて自分の分は食べるようにします。
また、美味しい食べ物が余った時には皆で頑張って食べ終わらせます。そうすると、料理してくださった人に対して「すごく美味しかった」と伝えることができます。その上、美味しい食べ物を無駄にしないですみます。
ちなみにTrou Normandは写真のように、アップルアイスと一緒に出されます。
いかがでしたか?最後の1つは、また次回にしますね~。