ペルミよりさらに北の歴史都市ソリカムスク

yulia profileВсем привет! みなさんこんにちは。Ecomのユリヤです。

夏といえば、夏休みや日帰り旅行だと思いますが、日本は暑いのでやっぱり海に行きたくなりますよね?

ところで、海なんて夢だぜ!ってくらい内陸に住んでいるロシア人が気軽に楽しめるのは当然川や湖でのキャンプですが、私のような海外育ちの人間がいると、歴史的な街に行こうかということになるわけでございます☆彡

というわけで、先週、ロシアの歴史的な街として有名?な、Соликамск(ソリカムスク市)に日帰りで行ってきました。

соликамск1

この町は私が住んでいるペルミ市から、さらに北に200キロメートルほど離れており(東京―仙台で300Kなのでなんとなく距離わかります?)、一言で言うと「ロシアのど田舎」といった感じの町です。

そして、なぜこの町にわざわざ足を運ぶのかというと、ウラルの歴史の中ではとても大切な存在の町だからなのです。

というのも、昔ここでは当時は高級品だった、ウラルの『塩』の生産がされていたのです

今では、塩やカリウム塩を基にした化学工業の街になっています。

以前にも少し触れましたが、ウラルというのは、もともと塩で繁栄した街であり、ここが昔の中心となった場所の一つというわけです。

今回は残念ながら行けなかったのですが、ここソリカムスクには、昔、塩を取っていた工場がそのまんま残っている博物館まであります。そこは本当に有名で、北海道の子どもたちがアイヌ村で現地の歴史を知るのと一緒で、ペルミの子どもたちは小・中学校のときには社会見学として、この塩生産工場博物館に連れていかれたそうです。やっぱり現地の歴史は面白いですからね。

соликамск 2

そして、ソリカムスク市の観光名所の一つとして、今一番人気の場所は、

Людмилинская скважина(リュドミリンスカヤ塩水上昇場)というところです。

これは昔、ここに塩があるかどうかを調べるため、地面に深く入れられた木のパイプのようなものです。

木の囲いパイプとその周りには地下水から溢れ出た水たまりのようなものができます。その水温は、一年を通じていつもたった4度程度なので、水浴びを好む多くの現地の人や観光客はこのパイプの中に入って、一瞬頭まで潜って出てくるということを数回します。

「毎週やるととても健康的になって、老けもしないのよ!」と、現地の確かにお綺麗なロシア人女性が教えてくれました。

※ただし心臓に問題がある方は、必ずお医者さんとご相談後に潜ってくださいね。

博物館が大掃除中なので、展示品は外で乾かされています)))       町の中央にある昔から立っている素敵なたてもの

もう本ブログ読者の方はお気づきかと思いますが、ロシア人は、雪の上に裸で寝っ転がったり、冷たい水風呂は、結構やるのです。

ということで、みなさんもロシア・ウラルでの健康の旅、いかがですか?

 

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