アッサラーム・アレイクム!
Ecom@アラビア語のOlfaです^^
今回は先週に続いて皆さんに、絶対に行ってほしいアラブの名所を紹介します。
それはモロッコ(المغرب)北部にあるシェフシャウエン(شفشاون)という街ですが、聞いたことがありますか?シェフシャウエンはどういう場所なんでしょうか?
この前、チュニジアのシディ・ブ・サイド(سيدي بو سعيد)についてお話しましたね。
100年前からのルールで、建物の色が白と青に限られている街でした。今回紹介するシェフシャウエンは、シディ・ブ・サイドによく似ています!
シャフシャウエンは濃い色の青で、シディ・ブ・サイドは水色に近いですね。とにかく、アラブ人は色を大事にしています。
では、早速紹介に入りたいと思いますね~。
シェフシャウエンは、以前紹介した北部モロッコのフェズ(فـاس)から130キロくらい離れた、600メートルの標高にある街です。ちなみに、シェフシャウエン(شفشاون)という名前はアラビア語ではなく、ベルベル語ですよ。
ベルベル語で「アッシャウエヌ(الشاون)」は「角」と言う意味です。山が角の形に見えたので、そう呼ばれてきました。山の上にある街ですからね。
北部モロッコは歴史的に、南部スペインとの交流が盛んでした。そのため、例えばスペインのアンダルシア地方にはモロッコ風の建築が多いです。シェフシャウエンは1471年に作られたそうですが、逆にアンダルシア人が多く住んでいました!
シェフシャウエンは「聖なる街」という名前で呼ばれています。なぜなら、この街だけでモスク(メスジェドمسجد)が20、祈り室と学校(ザウイアزاوية)が11、瞑想室(ダリーフضريح)が17もあるからです!どこでも祈ることができますね(笑)
また、この街には他にも特長があります。それは、自然がとても豊かなことです。北部モロッコなのでビーチもあるし、山上の地域なので山や森もキレイですよ。なので、1つの街で色々な景色を見ることができます。
ちなみに、2010年にはUNESCOの文化遺産に登録されました!世界中に認められている地域なんですね。
シャフシャウエンの紹介は以上です。皆さんどうでしたか?
やっぱり青は、地中海をイメージさせる色でからね!もし青色が好きでない人がいたら、地中海地域はオススメできないかもしれません…(笑)
質問がありましたら、お気軽に聞いてくださいね^^
2 thoughts on “モロッコの「青の聖なる街」シェフシャウエンの絶景!”
シャフシャウエンがベルベル語だとは知りませんでした。
ベルベル語と一口に言っても沢山あるらしく
たくさんアンミーヤのあるアラビア語とベルベル語と混同しちゃいますσ^_^;
シャウエンもとても綺麗で素敵な町でしたが、シディ・ブ・サイドも気になります!
هيديميさん~!
コメントありがとうございます!
شكراً جزيلاً ♪
シディ・ブ・サイド街に興味を持って頂いて嬉しく思っています!^_^
確かに、アラビア語でベルベル語は語源である言葉は、アラブ人が普段想像するより随分多いですね。実は自分の出身地であるチュニジアやチュニスもベルベル語から生まれた名だそうです。Tenesはベルベル語で「ゆっくりできるところ」と言う意味だそうですね。هيديميさんもいつか、シディ・ブ・サイドでゆっくり出来ますようにね(笑)!☆
因みにهيديميさんどこのアンミーヤが好きですか?教えてくださいネ(*^_^*)<3